40代におすすめの踏み台昇降ダイエットの効果的やり方と継続のコツ!

40代になると、体型の変化や減少する基礎代謝率に頭を悩ませる方が多いです。そんな中、踏み台昇降ダイエットは、40代に特に適していると言われていますが、実際に効果はあるのでしょうか?この疑問に答えるため、本記事では踏み台昇降ダイエットのやり方から始め、効果的なステップの選び方と作り方、音楽のリズムを取り入れた楽しい運動方法までを詳しく解説します。また、ダイエット効果を最大化するためのカロリー消費、適切な頻度と時間の設定、そして「痩せない」という悩みにも対処法を提案します。40代の体に優しく、それでいて効果的な踏み台昇降ダイエットで、健康的な体型維持を目指しましょう。

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  1. 40代におすすめの踏み台昇降ダイエット
  2. 自宅でできる!40代の踏み台昇降の魅力とメリット
  3. 40代の踏み台昇降ダイエットの基本的なやり方
    1. 踏み台昇降前の準備:適切なストレッチ方法
  4. 【実践】踏み台昇降運動の効果的なやり方
  5. 踏み台昇降ダイエットの応用テクニック
    1. ウエストねじりでお腹痩せ効果を追求
    2. 二の腕シェイプアップの方法
  6. 踏み台昇降運動継続のコツは音楽のリズムに合わせて行う
    1. 踏み台昇降運動の音楽おすすめ7選
  7. 踏み台昇降運動のダイエット効果
    1. 踏み台昇降によるカロリーは?
    2. 踏み台昇降で得られるヒップアップと脚痩せの効果
    3. 踏み台昇降は冷え性・むくみ改善にも効果的
  8. 踏み台昇降運動による嬉しい健康効果7つ
    1. ①血圧の低下や心臓病のリスク減少
    2. ②膝や腰への負担を軽減する
    3. ③貧血や脳貧血(立ちくらみ)に効果
    4. ④うつ病やストレスへの耐性がつく
    5. ⑤肩こりや背中や肩甲骨周りの凝りが改善する
    6. ⑥体力がつき疲れにくくなる
    7. ⑦血糖値の改善にも役立つ
    8. ⑧骨粗しょう症のリスクを減らす
  9. 踏み台昇降ダイエットの実践方法とコツ
    1. 安全な踏み台昇降ステップの選び方と作り方
    2. 効果的な踏み台昇降の頻度と時間
  10. 踏み台昇降で痩せないのはなぜ?
  11. ステッパーはどこに効く?カロリー消費量は?
  12. 踏み台昇降中の安全対策と注意点
  13. 40代におすすめの踏み台昇降ダイエットの効果的やり方と継続のコツ!まとめ

40代におすすめの踏み台昇降ダイエット

40代にとって踏み台昇降は低負荷でありながら効果的な運動として知られています。このシンプルな運動は、家庭内での小さなスペースでも実施可能で、特別な器具や設備を必要としません。踏み台昇降は、一般的には高さ15~25cmのステップ台を使用し、片足ずつ交互に台に乗り、降りる動作を繰り返します。この単純な動作が、心臓と肺の機能を強化し、全身の筋肉、特に下半身の筋力を高める効果があります。

科学的な研究によると、踏み台昇降運動は、一時間あたり約300~500kcalのカロリーを消費するとされており、これはウォーキングや軽いジョギングに匹敵する消費カロリーです。また、この運動は心拍数を上昇させ、有酸素運動としての効果も期待できます。有酸素運動は、心臓病や2型糖尿病のリスクを低減するとも言われています。さらに、定期的な踏み台昇降は、血圧の低下やコレステロール値の改善にも寄与する可能性があります。

40代になると、筋肉量の減少や代謝の低下が見られることが多いですが、踏み台昇降ダイエットはこれらの変化に対抗するのに役立ちます。特に、日常的な運動習慣がない方や、運動に多くの時間を割けない方にとって、踏み台昇降は効率的な選択肢と言えるでしょう。また、この運動はバランス感覚を養うのにも効果的で、年齢と共に重要になる転倒予防にも寄与します。

このように、踏み台昇降ダイエットは、40代の健康維持と体力向上に多くのメリットを提供する運動法です。日常生活に簡単に取り入れられるこの運動で、より健康的なライフスタイルを目指しましょう。

【参考サイト】
日本医療・健康情報研究所
医師監修|コレステロールを下げるための効果的な運動

自宅でできる!40代の踏み台昇降の魅力とメリット

踏み台昇降ダイエットの最大の魅力は、その手軽さにあります。この運動を始めるために必要なのは、ただ一つ、踏み台だけです。特別な器具や広いスペースは不要で、リビングや寝室、さらにはオフィスの一角でも実践可能です。踏み台のサイズは通常、長さ約70cm、幅約30cm、高さ10cmから20cm程度で、収納にも困りません。

忙しい日常の中で、運動を取り入れることは難しいと感じる40代の方々にとって、踏み台昇降は理想的な選択肢です。たとえば、朝の準備中や夕食の後、テレビを見ながらでも、短い時間で効果的な運動ができます。実際、10分間の踏み台昇降は約60カロリーを消費するとされており、日々の積み重ねが大きな効果をもたらします。

40代の踏み台昇降ダイエットの基本的なやり方

踏み台昇降ダイエットは、その名の通り、踏み台を使用した昇降運動です。この運動の基本は、踏み台に片足を乗せ、もう一方の足で地面と台の間を昇降する動作を繰り返すことにあります。

40代の初心者の方には、高さが10cm程度の低い踏み台から始めることを推奨します。これは、運動に慣れていない方やバランスを取るのが難しい方にとって、安全で効果的なスタート地点となります。

運動の初期段階では、一日10分程度の運動から始め、体が慣れてきたら徐々に運動時間を延ばしていくことが重要です例えば、最初の週は毎日10分次の週は15分と徐々に時間を増やしていく方法効果的です。また、踏み台の高さも徐々に上げていくことで、運動の強度を調節し、より多くの筋肉群を刺激することができます。高さを増やす際は、5cm刻みで調整すると良いでしょう。

この運動は、特に下半身の筋肉を強化し、心肺機能の向上にも寄与します。また、踏み台昇降はバランス感覚を養うのにも役立ち、転倒予防にも効果的です。重要なのは、無理をせず自分のペースで進めること。特に40代の方々は、無理な運動による怪我を避けるためにも、自分の体調や体力に合わせて運動の強度を調整することが大切です。

踏み台昇降ダイエットは、簡単でありながら効果的な運動法です。自宅で手軽に始められるこの運動で、健康的なライフスタイルを目指しましょう。

踏み台昇降前の準備:適切なストレッチ方法


踏み台昇降ダイエットを始める前のストレッチは、怪我を防ぎ、運動効果を最大化するために不可欠です。特に40代の方は、筋肉や関節が硬くなりがちなので、適切なストレッチで身体をほぐすことが重要です。ストレッチは、踏み台昇降に関わる主要な筋群、特にふくらはぎや太もも、そして腰周りの筋肉に焦点を当てましょう。

一つの効果的なストレッチ方法は、壁に手をつき、片足を後ろに伸ばしてかかとを床につけ、ふくらはぎを伸ばすポーズです。このポーズは、特にふくらはぎの筋肉を効果的に伸ばすことができます。各足で約30秒間保持し、ゆっくりと筋肉を伸ばしてください。

次に、太ももの前面を伸ばすためには、立った状態で片足の足首を手で掴み、膝を曲げてお尻に向かって足を引き寄せます。このストレッチは太ももの前側の筋肉に効果的で、約30秒間各足で行います。

さらに、腰周りの筋肉を伸ばすためには、床に座って片足を伸ばし、もう一方の足を曲げて反対側の太ももの外側に置きます。その状態で上体をゆっくりと前に倒し、腰周りと太ももの裏側を伸ばします。このストレッチも各足で約30秒間行います。

これらのストレッチを行うことで、踏み台昇降ダイエットを始める前に筋肉を適切にほぐし、怪我のリスクを減らすことができます。また、ストレッチは血流を促進し、運動中のパフォーマンス向上にも寄与します。ストレッチを日常のルーティンに取り入れることで、踏み台昇降ダイエットの効果をより高めることができるでしょう。

【実践】踏み台昇降運動の効果的なやり方

踏台については階段や段差、踏み台など、15~20cmほどの台でおこないましょう。
登るときにグラグラ動いてしまうなど、軽い台はケガをする恐れがあるので注意。
上にも書きましたが、分厚い漫画雑誌などを束ねて、ちょうどいい高さの踏み台を作ってみるのもオススメです。

また、運動前には軽くストレッチをしておきましょう。
踏み台昇降運動は簡単にできますが、意外と身体に負荷がかかります。
運動不足の人は特に、ふくらはぎや股関節を痛めないよう、筋肉をしっかりほぐしてから運動を始めてくださいね。

【踏み台昇降のやり方】
①背筋を伸ばしてステップ台の前に立つ
②右足→左足の順で1段のぼる
③右足→左足の順に1段おりる
④前を見て、腕を振りながら②、③の動作を繰り返す
※背筋を伸ばし、1回1回しっかりと足全体でステップ台を踏みましょう

上の昇降運動を1分→30秒休憩→1歩目を左足に入れ替えて昇降運動1分→休憩(30秒)と繰り返して続けましょう。

はじめは昇降運動がトータル5分からでOK。慣れてきたらどんどん回数を増やしてみて!
有酸素運動は一般的に20分以上続けると、脂肪燃焼効果が高まるといわれています。

最初から頑張りすぎるとケガの危険も。焦らず毎日コツコツと、徐々に運動時間を増やして頑張ってみてくださいね。

出典;40代におすすめの踏み台昇降ダイエット。自宅で簡単、運動不足解消にも効果的

踏み台昇降ダイエットの応用テクニック

Vステップは、踏み台昇降運動において足をV字型に置くことで、特定の筋肉群をターゲットにした効果的な動作です。この方法を取り入れることで、内転筋(太ももの内側の筋肉)と外転筋(太ももの外側の筋肉)を集中的に鍛えることが可能になります。以下は、Vステップの具体的な方法とその効果について解説します。

画像:40代におすすめの踏み台昇降ダイエット。自宅で簡単、運動不足解消にも効果的

  1. Vステップの基本形:踏み台の前に立ち、足を肩幅より少し広めに開きます。次に、片足を踏み台の一方の端にV字型に置き、もう一方の足も同様に踏み台の反対側に置きます。この時、足の先は外側に向け、踏み台の上でV字型を作るようにします。
  2. 効果のポイント:Vステップは、通常の昇降運動と比較して、内転筋と外転筋により多くの負荷をかけることができます。これにより、太ももの内側と外側の筋肉を均等に鍛え、より引き締まった脚のラインを作ることが期待できます。
  3. バランス感覚の向上:V字型に足を置くことで、通常の昇降運動よりもバランスを取るのが難しくなります。このため、Vステップはバランス感覚を鍛えるのにも効果的です。バランスを保ちながら運動を行うことで、体幹の安定性も向上します。
  4. 実践時の注意点:Vステップを行う際は、踏み台の上で足をしっかりと安定させることが重要です。また、初めて行う場合は、ゆっくりとした動作で始め、徐々にスピードを上げていくことをおすすめします。

Vステップを取り入れることで、踏み台昇降ダイエットの効果を高めるとともに、運動のバリエーションを増やすことができます。これにより、飽きずに楽しく続けることが可能になり、より効果的なトレーニングを実現できます。安全に注意しながら、新しい動きを取り入れてみましょう。

ウエストねじりでお腹痩せ効果を追求

踏み台昇降運動にウエストねじりの動作を組み合わせることで、お腹周りの筋肉を効果的に鍛え、ウエストのくびれを目指すことができます。この方法は、特に腹斜筋(お腹の側面の筋肉)に効果的で、全体的なお腹痩せにも寄与します。以下に、ウエストねじりの具体的な方法とその効果について詳しく説明します。

画像:40代におすすめの踏み台昇降ダイエット。自宅で簡単、運動不足解消にも効果的

  1. ウエストねじりの基本動作:踏み台に片足を乗せる際、上半身を反対側に軽くねじります。例えば、右足を踏み台に乗せるときは、上半身を左にねじるようにします。次に、もう一方の足を踏み台に乗せる際には、上半身を元に戻します。
  2. 効果のポイント:ウエストねじりは、踏み台昇降だけでは鍛えにくい腹斜筋に効果的です。この筋肉を鍛えることで、ウエストのくびれが強調され、より引き締まったお腹になることが期待できます。
  3. 安全に行うためのコツ:ウエストねじりを行う際は、無理な動きを避けることが重要です。急激なねじりは筋肉や関節に負担をかけ、怪我のリスクを高める可能性があります。自分の体調や柔軟性に合わせて、ゆっくりとした動きで行いましょう。
  4. 実践時の注意点:初めてウエストねじりを行う場合は、動作の範囲を小さく始め、徐々に動きを大きくしていくことをおすすめします。また、バランスを保つために、踏み台にしっかりと足を乗せることを意識してください。

ウエストねじりを踏み台昇降運動に取り入れることで、下半身だけでなく、お腹周りの筋肉も同時に鍛えることができます。これにより、全体的な体形の改善とともに、ウエストのくびれ作りに効果的な運動となります。安全に注意しながら、この新しい動きを試してみてください。

二の腕シェイプアップの方法

踏み台昇降運動を利用して二の腕を効果的にシェイプアップする方法は、シンプルながらも効果的です。この運動では、踏み台昇降の基本的な動作に加えて、腕の動きを意識的に取り入れることで、二の腕の筋肉をターゲットにしたエクササイズが可能になります。以下に、その具体的な方法とポイントを説明します。

画像:40代におすすめの踏み台昇降ダイエット。自宅で簡単、運動不足解消にも効果的

  1. 腕の振り方のポイント:踏み台昇降を行う際、腕を積極的に大きく振ることが重要です。この動作は、二の腕の筋肉、特に上腕三頭筋(二の腕の裏側の筋肉)に効果的です。腕を振る際は、肩からしっかりと動かし、腕全体を使うように意識しましょう。
  2. ダンベルを使用した強化法:さらに効果を高めるために、軽いダンベル(例えば、1kgから2kg程度)を手に持って運動を行うと良いでしょう。ダンベルを持つことで、二の腕の筋肉に対する負荷が増し、より効果的なシェイプアップが期待できます。
  3. 運動の頻度と時間:このエクササイズは、週に3~4回、各セッション20~30分程度を目安に行うと良いでしょう。無理なく継続することが、効果的なシェイプアップには重要です。
  4. 安全性への注意:ダンベルを使用する場合は、特に安全に注意してください。重すぎるダンベルは関節に負担をかける可能性があるため、自分に合った重さを選び、正しいフォームで行うことが大切です。

この方法を取り入れることで、踏み台昇降運動の間に二の腕の筋肉を効率的に鍛えることができます。全身運動の中で特定の部位をターゲットにすることで、よりバランスの取れたボディラインを目指すことが可能になります。

踏み台昇降運動継続のコツは音楽のリズムに合わせて行う


また、踏み台昇降は音楽やテレビを楽しみながら行えるため、運動が苦手な方やモチベーションの維持が難しい方にもおすすめです。リズミカルな音楽に合わせて昇降することで、運動の楽しさを感じながらカロリー消費を促進できます。さらに、踏み台昇降は低衝撃で関節に優しい運動であるため、年齢を重ねても安心して続けられます。

このように、踏み台昇降ダイエットは、手軽さ、効果性、そして楽しさを兼ね備えた運動法です。自宅で気軽に始められるこの運動で、健康的な生活を手に入れましょう。

踏み台昇降運動の音楽おすすめ7選

【夜に駆ける/YOASOBI】
スピッツ「空も飛べるはず」で簡単【踏み台昇降運動】
スピッツ「ロビンソン」で簡単【踏み台昇降運動】
ミスターチルドレン「HANABI」で簡単【踏み台昇降運動】
BTSで12分!滝汗間違いなし!
⑥【シンプル踏み台昇降】17分2000歩以上!リズムの違った音楽に合わせて有酸素運動ステップ
踏み台昇降音楽

踏み台昇降運動のダイエット効果

40代になると、体の代謝機能が徐々に低下し、体重管理が難しくなることが一般的です。この年齢層において、踏み台昇降ダイエットは特に効果的な運動方法として注目されています。この運動は、基礎代謝の向上に寄与し、体重増加のリスクを減らすのに役立ちます。

踏み台昇降によるカロリーは?

踏み台昇降は、一時間あたり約300~500kcalのカロリーを消費すると言われています。これはウォーキングやジョギングと同等か、それ以上の効果があります。また、心臓や肺の機能を強化し、全身の血流を改善する効果もあります。この数値は、同じ時間をウォーキングやジョギングに費やした場合と比較しても高い水準です。例えば、一般的なウォーキングでは一時間に約240kcal、ジョギングでは約400kcalの消費が見込まれますが、踏み台昇降はやり方によっては、これを上回ることが多いのです。

踏み台昇降で得られるヒップアップと脚痩せの効果

踏み台昇降ダイエットは、特に下半身の筋肉をターゲットにした運動で、ヒップアップと脚痩せの効果が顕著です。この運動は、大腿四頭筋(太ももの前側の筋肉)、ハムストリングス(太ももの裏側の筋肉)、そして大臀筋(お尻の筋肉)に集中的に働きかけます。これらの筋肉は、下半身の形を大きく左右するため、踏み台昇降を継続することで、より引き締まったヒップとスリムな脚を形成することが可能です。

具体的には、踏み台に足を乗せる動作で大腿四頭筋が、降りる動作でハムストリングスが鍛えられます。また、昇降の際にお尻の筋肉を意識的に使うことで、大臀筋の強化にもつながります。このように、踏み台昇降は下半身の主要な筋肉群をバランス良く鍛えることができるため、ヒップアップと脚痩せの両方の効果を期待できます。


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さらに、踏み台昇降は左右交互に行うことで、左右の筋肉のバランスを整える効果もあります。これにより、左右均等な筋肉の発達が促され、美しいボディラインを形成することが可能になります。例えば、片方の足に偏った筋肉の発達を防ぎ、均等な脚のラインを作ることができるのです。

このように、踏み台昇降ダイエットは、ヒップアップと脚痩せ、そして美しいボディラインの形成に効果的な運動です。継続的に行うことで、見た目の改善だけでなく、筋力の向上という健康的なメリットも得られます。

踏み台昇降は冷え性・むくみ改善にも効果的

踏み台昇降ダイエットは、全身の血行を促進し、特に冷え性やむくみの改善に有効です。この運動が冷え性やむくみに効果的な理由は、主に下半身の血流を活性化させることにあります。踏み台昇降は、足の筋肉を動かすことで、血液の循環を促し、下半身に溜まりがちな血液やリンパの流れを改善します。

具体的には、踏み台昇降運動中に足の筋肉が収縮することで、血液が心臓に戻る力が強化されます。これにより、下半身の血液循環が促進され、冷え性やむくみの原因となる血流の滞りが解消されるのです。また、リンパ液の流れも同時に改善されるため、体内の老廃物の排出が促され、むくみの軽減にもつながります。

さらに、踏み台昇降は、下半身だけでなく全身の血流を改善する効果もあります。運動によって心拍数が上昇し、全身の血液循環が活性化されるため、冷え性の改善に役立ちます。このように、踏み台昇降ダイエットは、単に体重を減らすだけでなく、冷え性やむくみの改善という健康面でのメリットも提供します。

この運動は、特に冷え性やむくみが気になる方におすすめで、日常的に取り入れることで、これらの症状の緩和を期待できます。また、運動を継続することで、より健康的な体質へと改善していくことが可能です。

参考:踏み台昇降がダイエットに効果的な理由|メリットと正しいやり方は?

踏み台昇降運動による嬉しい健康効果7つ

①血圧の低下や心臓病のリスク減少

この運動のもう一つの大きな健康効果は、心臓や肺の機能強化です。踏み台昇降は有酸素運動に分類され、心肺機能の向上に寄与します。定期的に行うことで、心臓のポンプ機能が強化され、全身への血液の循環が促進されます。これにより、血圧の低下や心臓病のリスク減少などの効果が期待できます。

②膝や腰への負担を軽減する

さらに、踏み台昇降は全身の筋肉を使う運動であり、特に下半身の筋肉を効果的に鍛えることができます。これにより、筋肉量の増加とともに基礎代謝が向上し、長期的な体重管理にも寄与します。また、筋肉の強化は関節のサポートにもなり、膝や腰への負担を軽減する効果も期待できます。

このように、踏み台昇降ダイエットは、高いカロリー消費と心臓や肺の機能強化、筋肉のトーニングといった複数の健康効果をもたらす運動です。これらの効果は、40代の健康管理において特に重要な要素であり、日常生活に取り入れやすい点も大きな魅力です。

日経Gooday :踏み台昇降は心肺機能を高め、下肢の筋力を強化する

踏み台昇降のダイエット効果は?効率よく脂肪を減らす正しいやり方

③貧血や脳貧血(立ちくらみ)に効果

椅子に座りっぱなしや、寝ている状態から急に起き上がったときに起こる立ちくらみ。

重力で脚に血液が滞りがちになり、脳に血液が十分に行き届かなくなり、一時的に脳内の酸素が不足して、めまい(立ちくらみ)が起こるのです。

「めまいの名医」のお一人、山中敏彰ドクターによると、血圧は自律神経によって調整されているので、加齢により自律神経の機能が鈍ってくると、脳貧血が起こりやすくなります。

しかし、脚の筋肉を動かすと、脚に滞っていた血液を上に押し上げることができます。

踏み台昇降には貧血や立ちくらみを改善されるための運動、つま先やかかとの上げ下げ足の曲げ伸ばし足踏み運動かかとの上げ下げなど、ふくらはぎや太ももを動かす事で血液を上に押し上げられるので、貧血や立ちくらみの改善に効果のある運動なのです。

④うつ病やストレスへの耐性がつく

ストレスには「コルチゾール」という脳内ホルモンが関わっています。

うつ病の場合、朝起きたときから眠るまで、常にこのストレスホルモンにさらされることになります。

コルチゾールは緊張したときに放出されるホルモンですが、これが過剰に放出され続ける(不要な緊張状態や不安状態にさらされる)と、記憶や感情を司るの脳細胞が死んでしまいます。

その部分の脳細胞が機能不全になってたらやる気なんて起きなくなります。

踏み台昇降など、適度な運動続けると、運動の最中はこのコルチゾールが増えますが、運動後に運動前よりもこのホルモンの量が減るという現象が起こります。

また、運動を継続して続けるほど、コルチゾールの分泌量自体が減っていくという研究があります。

つまり、踏み台昇降運動を続けているとストレスを軽減し、更に今後のストレスへの耐性がついていくことになります。

参考:ストレスホルモン「コルチゾール」と副腎の関係

⑤肩こりや背中や肩甲骨周りの凝りが改善する

肩こりの主な原因には、運動不足や血行不良・筋肉疲労など筋肉の硬直があります。

大きな原因の1つにスマホやパソコンなど現代社会は常に同じ姿勢で作業などを行っているケースが多く、筋肉が固まっている人がたくさんいます。

踏み台昇降は、腕を大きく振って肩甲骨を動かすことを意識すると、肩甲骨周りの筋肉が刺激されて、筋肉の緊張を少しずつ緩和させるので、肩こりのみならず、背中や肩甲骨周りの凝りが解消されます。

⑥体力がつき疲れにくくなる

「最近疲れが気になる」「階段を登るとすぐに息切れしてしまう」ことないですか?歳だからとごまかしてませんか?

普段から体を動かす習慣がないと筋力や体力が落ちて少し動いただけでも疲れやすくなります。

特に下半身が鍛えられていない状態で立ったままの姿勢が続くと、上半身を支えられなくなり疲れが倍増になるのです。

踏み台昇降に継続して取り組むと下半身の筋肉が鍛えられます。その結果、立ったままの姿勢や長時間のウォーキングにも耐えられるようになり、より運動やスポーツ、レジャーが楽しめるようになるでしょう。

踏み台昇降は有酸素運動なので、続けることで心肺機能を高め、足の筋力を鍛えることができます。筋肉がつくことで、体が疲れにくくなるなどの体力アップが期待できます。

⑦血糖値の改善にも役立つ

踏み台昇降を含め、有酸素運動は糖尿病を改善させる運動として推奨されています。

運動療法は、運動により使われた筋が糖や遊離脂肪酸の利用を促進させるため、血糖コントロールの改善・インスリン感受性の増加・脂質代謝の改善、血圧低下、心肺機能の改善が得られ、糖尿病を改善します。

さらに有酸素運動により、内臓の脂肪細胞が小さくなることで肥満を改善し、脂肪組織から産生されるアディポサイトカインなどのインスリンの働きを妨害する物質の分泌が少なくなります。

このため筋肉や肝臓の糖の処理能力が改善し、血糖値が安定します。

出典:家光 素行. 病を改善するための運動. e-ヘルスネット. 厚生労働省. (2021)

糖尿病を改善させる運動ですが、踏み台昇降を取り入れる場合は自己判断で始めるのではなく、医師に相談してご自身に合う強度と頻度で運動を行ってください。

⑧骨粗しょう症のリスクを減らす

定期的な運動は骨密度の維持にも寄与し、特に40代の女性にとっては骨粗しょう症のリスクを減らすのに役立ちます。

このように、踏み台昇降ダイエットは40代の方にとって、体重管理、心肺機能の向上、筋力強化、骨密度維持といった多方面での健康効果が期待できる運動方法です。日常生活に簡単に取り入れることができるため、忙しい日々の中でも継続しやすいのが大きな魅力です。

出典:株式会社北海道保健企画:運動は骨粗鬆症に効果はありますか?

踏み台昇降ダイエットの実践方法とコツ

踏み台昇降ダイエットを最大限に活用するためには、正しい実践方法といくつかのコツを理解することが重要です。まず、基本的な方法として、適切な高さの踏み台を用意します。初心者の場合、高さは約10~15cmが理想的です。高すぎると怪我のリスクが増え、低すぎると効果が薄れるため、この高さがバランス良く運動効果を得るのに適しています。

実践の際のコツは、まず姿勢に注意を払うことです。背筋を伸ばし、顔は前を向け、腹筋を意識しながら運動することで、効果的に筋肉を使うことができます。また、踏み台に足を乗せる際は、足の全体をしっかりと台に乗せることが重要です。これにより、足首や膝への負担を軽減し、安全に運動を行うことができます。

安全な踏み台昇降ステップの選び方と作り方

踏み台昇降ダイエットを安全に行うためには、適切な踏み台の選択が重要です。理想的な踏み台は、安定感があり、滑りにくい素材で作られているものを選ぶことが肝心です。市販されている専用のステップ台は、そのような要件を満たしており、一般的には長さ約70cm、幅約30cm、高さは調整可能なものが多いです。これらの台は、表面に滑り止め加工が施されており、体重をかけても安定しています。

もし市販のステップ台が手に入らない場合、自宅にある頑丈な箱や段差を代用することもできます。しかし、自作の踏み台を使用する際は、いくつかの安全対策を講じる必要があります。まず、踏み台の高さは10cmから始め、徐々に高さを増やすことをおすすめします。また、踏み台の表面は滑りにくい素材であること、そして踏み台自体が動かないようにしっかりと固定されていることを確認してください。

自作する際の一つの方法として、厚手のゴムマットやノンスリップテープを踏み台の表面に貼ることが挙げられます。これにより、踏み台の上での足の滑りを防ぎ、安全性を高めることができます。さらに、踏み台の下には滑り止めのマットを敷くことで、踏み台が動くのを防ぎます。

このように、踏み台の選び方や作り方には、安全性を最優先に考えることが重要です。適切な踏み台を用意することで、踏み台昇降ダイエットを安全かつ効果的に行うことができるでしょう。

踏み台昇降ステップの選び方と作り方の参考サイトはこちら👇

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効果的な踏み台昇降の頻度と時間

運動の頻度としては、週に3~5回1回あたり20~30分程度が目安です。初めての方は、10分から始めて徐々に時間を延ばしていくと良いでしょう。また、踏み台昇降は単調な運動になりがちですが、音楽を聴きながら行ったり、テレビを見ながら行うことで、楽しみながら継続することが可能です。

さらに、踏み台昇降は、単に上下に昇降するだけでなく、足の位置を変えたり、腕を動かしたりすることで、より多くの筋群を使うことができます。例えば、踏み台に足を乗せる位置を変えることで、異なる筋肉に刺激を与えることができます。また、腕を大きく振ることで、上半身の運動効果も高めることができます。

また、毎日行うことも効果的ですが、ここで重要なのは自分の体調と相談することです。体が疲れている時や、筋肉痛が強い時は無理をせず、休息を取ることも大切です。運動は継続が鍵であり、無理をして怪我をするリスクを避けることが重要です。

最後に、踏み台昇降ダイエットを行う際は、適切なウェアと靴を着用することも忘れてはいけません。運動用の快適な服装と、クッション性のある運動靴を選ぶことで、運動中の快適さと安全性が向上します。これらのコツを実践することで、踏み台昇降ダイエットをより効果的かつ安全に行うことができます。

踏み台昇降で痩せないのはなぜ?

「踏み台昇降をやってもダイエット効果がない」場合、以下の原因が考えられます。 やり方が間違っていたり、実施時間が短かったりするということは、体にしっかりと負荷を与えられていないということ。 そのため、脂肪燃焼効果が下がってしまいます。 また、当たり前ですが消費カロリーに対して摂取カロリーが多いと痩せません。

ステッパーはどこに効く?カロリー消費量は?

踏み台昇降とともに人気があるのがステッパーです。

ステッパーの運動による効果は、有酸素運動による脂肪燃焼が中心ですが、やり方や意識次第で下半身の筋力トレーニングにもなり得ます。

ステッパーを交互に踏む運動は、階段の上り下りや坂道を登る運動と同じで、下半身の筋肉を使います。具体的には、お尻の大臀筋や太ももの大腿四頭筋、ふくらはぎの腓腹筋やヒラメ筋です。

下半身の筋肉の収縮を意識して、ステッパーの運動をすることにより、筋肉に刺激がいくので、筋力アップ効果も見込めるのです。

ウォーキングの1時間あたりのカロリー消費量は150kcal程度ですが、ステッパーでは250〜300kcalです。ステッパーにはウォーキングの1.5〜2倍のダイエット効果があります。

最大のメリットとして、踏み台昇降同様、時間や場所に制限されず、自宅で手軽に行えるので、習慣化しやすいながらも、負荷も高い運動なので、体力アップの効果も見込めます。

踏み台昇降中の安全対策と注意点

踏み台昇降ダイエットは、効果的で手軽な運動ですが、安全に行うためにはいくつかの重要な対策と注意点があります。

  1. 適切な靴の選択:滑りにくく、適切なサポートを提供する運動靴を選ぶことが重要です。靴底には十分なグリップがあり、足首をしっかりとサポートするタイプが理想的です。これにより、踏み外しや滑りによる怪我のリスクを減らすことができます。
  2. 踏み台の安定性確認:使用する踏み台がしっかりと固定されていることを確認してください。市販のステップ台を使用する場合は、滑り止めがついているか、しっかりと床に固定されているかをチェックします。自作の踏み台を使用する場合は、特に安定性と耐久性に注意し、定期的に点検を行うことが重要です。
  3. 水分補給の徹底:運動中は体が水分を失いやすいため、定期的な水分補給が必要です。特に夏場や室内が暖かい場合は、水分補給をこまめに行い、脱水状態にならないように注意しましょう。
  4. 休憩の取り方:運動中に疲れを感じたら、無理をせずに休憩を取ることが重要です。特に初心者や体力に自信がない方は、無理なく短時間から始め、徐々に運動量を増やしていくことをおすすめします。疲労感が強い場合は、その日の運動を早めに切り上げることも重要です。

これらの安全対策と注意点を守ることで、踏み台昇降ダイエットを安全かつ効果的に行うことができます。運動の際は常に自分の体調を意識し、無理のない範囲で楽しむことが大切です。

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本気で痩せたい40代が絶対痩せる運動・食事は?60キロダイエット方法!

40代におすすめの踏み台昇降ダイエットの効果的やり方と継続のコツ!まとめ

踏み台昇降ダイエットは、40代の方に特におすすめの運動方法です。基本的な動作から応用テクニックまで、幅広い運動効果が期待できます。自宅で手軽に始められるため、忙しい日常の中でも継続しやすいのが魅力です。この記事を参考に、健康的なライフスタイルを目指しましょう。

コメント

  1. […] おすすめなのが、踏み台昇降運動です。 […]

  2. 妊娠と運動 より:

    […] ーション) ・まとログ 踏み台昇降運動の効果と痩せるやり方のまとめ! […]

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