過酷な減量ダイエットを行うスポーツとして知られる減量のプロボクサー。
あしたのジョーの力石徹のようなイメージを持ってしまいがちですが、実は科学的で一般人のダイエットにとっても参考になる部分がたくさんあります。
いわば「減量のプロ」ボクサーから脂肪燃焼に効果的なダイエットの方法を学びましょう!
目次
ボクサーの減量を活用した効果的なボクサーダイエット方法!
ボクサーは言わば減量のプロですね。
スパーリングや試合のような危険な行為がなければ、ボクサーの減量やトレーニングは身体づくりには本当にいいもの。
ボクサーの「計量のために体重が落せればいい」減量と、一般人の「体脂肪を落として健康的、スリムな体を目指す」ダイエットとは別物です。
でも、ボクサーの減量の中には、一般人のダイエットに役立つノウハウもたくさんありますので、それらを紹介していきます。
1、朝食前の有酸素運動が脂肪燃焼に効果的
ほとんど全てのボクサーが朝ロードワークをしています。
空腹時有酸素運動は、体脂肪を燃やすダイエット効果が非常に高い。
実は朝のロードワークは減量にも大変有効なトレーニングなのです。
運動の場合はジョギングとかジム・ワークなど、運動が苦手な方は散歩でもいいです。
一般の方のダイエットの場合、軽いジョギングや散歩程度でも十分ダイエット効果が期待できます。
激しい運動じゃなくても効果はぜったいにでます。大事なのは継続です。
2、低カロリー、高タンパクの食事を摂る
高たんぱく低脂肪の食事にして、体脂肪を落としていきます。
なんで高タンパクか?って言うたら筋肉を付けて基礎代謝を上げる。
リバウンドしにくいカラダになります。
筋肉をつけたらその基礎代謝量が上がってきて、もし1500キロカロリーの基礎代謝量があったら食事で1500キロカロリー取っても太らないことになる。
筋肉つけて運動していけば脂肪が落ちて体のラインがきれいになる。
低カロリー高たんぱく低脂肪の食事は、玄米、鶏のささ身、卵の白身、納豆、豆腐、野菜サラダ
(いもなどの穀類はカロリーが多いので注意)
やっぱり一番は野菜やろ。栄養があるうえにカロリーが少ない。
3、運動して痩せるなら炭水化物抜きはNG
炭水化物は、運動時にまずエネルギーとして燃やされ、脂肪に点火する役目を果たすので、脂肪に点火するための炭水化物を摂らないと脂肪が減りにくくなります。
炭水化物は脂肪燃焼の着火剤のようなものなので、ダイエットや脂肪燃焼の効率を落とさないためにも、完全に抜くのはやめましょう。
4、脂肪燃焼には水分が必要
一般の方のダイエットでは水分を減らすのは止めた方がいい。
水分を抜いたらその場で体重に現れるから、すぐに体重が減ったって思うけど、それはすぐにリバウンドするから。
水抜きは水分が減るだけなので、計量後に食事を摂れば、一気に体重が戻ります。体脂肪が落ちているわけではありません。
水分を取らないと、脂肪が減らないだけでなく、血がドロドロになったり、健康に支障をきたすので、ダイエット目的で水分を断つのはやめましょう!
5、短期間で痩せようとせずに長期的に考える
ダイエットをするなら運動とカロリー計算した食事制限をしながら、長い目でやっていく必要がある。
急に体重を落とすと体重が増えやすくもなる。
カロリー計算をしながら、ゆっくり期間をかけて体を慣らしながらする。
ダイエット中には体重が逆に増えてしまう事や、我慢していないのに自然に体重が減ってくるという事もあります。体重が増えた時に諦めずに続ける事が一番のコツ。
6、長期目線で考えよう
強い目的があることが一番大事かも知れない。
たとえボクサーであっても試合がなければこれだけの体重を落とすのは無理
イメージ的には、リングの上で両手を挙げて勝利をあじわいたい!この一心で減量に取り組みます。
強い想いがあるから減量に成功するのです。
ボクサーという仕事やから、減量やってる。俺、こう見えてもそんなに意思が強くない。でも試合があるから、絶対に落とさんとあかん。絶対に。
減量で何キロも体重を落とす人は、その人自身のポテンシャルなどがすごいのではなく、そういう立場に追い込まれている
目標を具体的に持つことが大事です。目標「●ヶ月で●kg痩せる」という目標があれば、瞬発的に頑張ることができます。
7、ダイエットをしてくれる仲間を探す
「応援してくれる人や、トレーナーに迷惑をかけられない」という思いがあれば、それがモチベーションになります。
ダイエットのモチベーションを保つのは一人では難しいようで、一緒にダイエットをしてくれる仲間を探すことがダイエット成功の近道
確実に痩せたいと願うのならば、有効な方法は一緒にダイエットに取り組む仲間をつくり、励まし合うこと
まとめ
ボクサーの減量をダイエットに落とし込むと、絶対痩せるという決意や痩せた自分を想像しながら実践しています。
明確な目標を持ち、仲間と実践するのですが、ダイエット仲間がいないなら、いつまでに、何キロ絶対痩せる、と3人以上の友人に公言してみてはいかがでしょうか?
減量は試合前という『きっかけ』が無いと中々本気で実践できません。
ダイエットも同様です。
この記事を読んだことを『きっかけ』に、本格的にダイエットを実践してはいかがでしょう?
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