痩せてダイエットしてもすぐリバウンドして太る原因が明らかになってきました。
アメリカの研究報告によると腸には人を太らせる菌、いわゆる腸内フローラ「デブ菌」が存在するというのです。
肥満者だけでなく食生活でも腸内フローラ『デブ菌』は増殖するとのこと。デブ菌の実態、対策&予防まで、デブ菌を徹底分析しました。
目次
腸内フローラ『デブ菌』とは?
通称「デブ菌」と言われているのが「腸内フローラ」と呼ばれているもの。
叢とは「くさむら」の意味を含んでおり、腸内細菌が多数集まっている状態のことを指すとか。
日本では「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」と言われています。
私たちの腸内には100兆個もの細菌が住み、肌の調子のみならず、病気や気分さえも「操っている」らしい。
がんや糖尿病などの病気から、肥満やお肌のシワなどの体質まで。さらには、その影響は脳にまで及び、うつ病とも関係しているのではないかと考えられています。
痩せても太る原因はデブ菌?
ある研究では、ある感染症の治療のために糞便を移植する治療が行われたときに、肥満の人から糞便移植を受けると、やせている人が肥満傾向になったそう。
他にも、肥満の人の腸から取った腸内細菌を移植された人が、急激に太るという現象が判明したとの報告もあるそうです。
「肥満体質」は実は遺伝ではなく、腸内フローラのせいなのかも?
「うち、肥満家系なんだ」という言い訳が通用しない?!
ダイエットを頑張っているのに、全然痩せないという方、腸内環境が原因かも知れません。
デブ菌ってみんな持ってるの?
デブ菌自体はどんな人でも持っていて人間は、デブを促進する菌(デブ菌)とそれを抑制する菌(ヤセ菌)も持っているんです。
ただ太りやすい人というのはこのバランスが悪くデブを促進する いわゆるデブ菌の割合が多いということなんです。
理想的な比率はデブ菌4に対してヤセ菌6なんですが、デブ菌の比率が増えると肥満につながってしまうんです。
デブ菌を減らしてヤセ菌を働かせる食生活ルール
腸内細菌の集まりは、食べるもので変えられるという報告も出ている。
普段の食生活が腸内細菌の観点からも大切になりそうだ。
1、高脂肪で高糖分はデブ菌が増えるので控える
アメリカの大学の研究でも、高脂肪で高糖分の食べものを食べ続けると肥満につながる腸内細菌「デブ菌」の割合が増える、と判明している。
間食がしたくなったら、おやつ時間を設けてメリハリのある食生活を心がけましょう。
特に高脂肪で高糖分の食べものを連続して食べ続けると「デブ菌」の割合が増えるとのこと。
2、善玉菌の多い食品を食べる
「生きて腸までたどり着く食べ物」がポイントです。
善玉菌は、食物繊維・オリゴ糖・乳酸菌などの有用菌が大好物。
野菜・果物・ヨーグルトだけでなく、水溶性食物繊維の豊富な大麦や海藻、生きて腸までたどり着く可能性の高い植物性乳酸菌の含まれた納豆もおすすめ。
納豆菌は胃酸に負けずに生きたまま腸に届き、驚異的な繁殖力(16時間で40億倍)で腸内を整え、また納豆(大豆)の食物繊維もそれに加えていい効果が期待できるんだそうですよ。
インスタントや加工食品は手軽で便利ですが、そればかりでは ビタミンやミネラルが不足します。
3、よく噛んで食べる。
食事の最初に、野菜を5分かけて食べ、その後におかずやご飯をよく噛んで食べる。
これだけで、太りにくい体になりますよ。
まとめ
腸内にとって悪影響を及ぼすものを食べていると身体にも悪影響を及ぼします。
例えば、人口甘味料を摂ると腸内フローラに変化が表れ、血糖値を下げる能力が低下します。
もちろん良い影響を与える食べ物を摂ればそれだけ腸内フローラもよくなります。ビフィズス菌や納豆を摂って腸内フローラを整えましょう。
未知の可能性のある腸内細菌、メチャメチャ興味深いですよ。
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