小、中学生から大人に至るまで、体が固く硬直している人が多いようです。
全身を柔らかくしたい方、しかも、短期間で簡単に体が柔らかくするストレッチ方法を部位別で紹介します。
目次
体の柔軟性をチェック!体を簡単に柔らかくする効果的な方法!
まずは柔軟性をチェック!
体の後ろ側の柔軟性
ここが硬いと肩こりや腰痛になりやすいようです。
前屈チェック方法
うまくできない人は足の裏やお尻の筋肉が硬い。
肩甲骨の柔軟性
壁に背中をつけて、手の甲を壁につけたまま上げていきます。このとき、手や肘が壁から離れないように注意。
肩甲骨が柔らかいほど、手は上に上がります。また、左右の手の上がり方に差があるかどうかもチェックしてください。
肩関節の柔軟性
ひじと手を合わせて目の位置までひじの高さを上げられればOK。
体が硬い人が瞬時に柔らかくなる効果的なストレッチ方法!
どのくらいストレッチを行えばいいの?
例えば1日3回位と決めましょう。
そして大事なのは、この回数をまず守って毎日行う事です。
朝起きた時や、寝る前などに行うと良いでしょう。特に入浴後に行うストレッチは、体が柔らかくなっているので、効果も大きいと思います。
①首のストレッチ
まずはウォーミングアップ
首のストレッチはゆっくり行うことが重要です。
②腕のストレッチ
曲げたまま真上に上げ、反対側の肘をつかみ斜め下へ引きます。
姿勢を正して正面を向きます。一方の腕を肩の高さまでまっすぐ伸ばし、腕を水平に保ちながら、胸の前に引き寄せます。肘を反対側の肩に向けて引っ張って下さい。
③前腕のストレッチ
手のひらが上を向くよう腕をまっすぐ伸ばし、もう一方の手で指を掴んで後方に引っ張りましょう。
④肩甲骨のストレッチ
肩甲骨を上下に大きく回すストレッチを10回行おう。
ゆったりとした呼吸とともに行えば、体が温まってくるのが実感できるはず。基礎代謝もアップする。
後ろ手に組んでお辞儀をするように前に体をおります。で、その姿勢を三秒間キープします。
これを三回繰り返します。
⑤背中のストレッチ
四つ這いになり、両手をそのままの位置に残しながら、かかとにお尻がつくまで下げていきます。さらに両腕を前に動かして伸ばしましょう。
① 仰向けに寝転がり、膝を軽く曲げた状態にしておく。手のひらは下に向けておきます。
② 背中を丸め、足を頭の上のほうにもっていき、背中をストレッチさせます。
体の硬い人は無理せず出来る範囲で行いましょう。
続けるうちに床に足がつくようになります。
⑥腰のストレッチ
まずは足をまっすぐ伸ばします。
脱力の時に息を吸って準備
腰を捻りながら吐く。そのまま大きな呼吸でしばらく大勢をキープ
この時無理はせずに気持ちよいな、伸びてるなと感じる程度に。
(1)机(またはテーブル)から少し離れて立ち、体を前に傾けて両手を机につけます。
(2)続いて、尾骨を引き上げるようなイメージで、上半身をおしりと一緒に腕の方向に伸ばしていきます。
(3)両足は、床の中に入り込んでいくようなイメージで伸ばして下さい。このとき、股関節を中心に、尾骨から足裏までが上下に伸ばされた状態になります。
⑦股関節ストレッチ
上体を倒していくときに背中が丸まってしまうことがないようにしましょう。背筋が伸びたまま、前に倒して行きます。
頭を足に引き寄せていくのではなく、お腹が床に着くように腹部を足先へ引き寄せるイメージをしましょう。
姿勢を支える骨盤や股関節まわりの筋肉は、座りっぱなしや運動不足の人ほど固まりがち。念入りに伸ばそう。
股関節の付け根のそけい部を伸ばすとリンパ節も刺激でき、脚のむくみ解消に。
壁を利用してストレッチを行います。
いったん両足を真っ直ぐ伸ばし、両足の裏を合わせて膝を左右に曲げていきます。
リラックスした状態で、自然に下がるところまで足を下げて大きく5~10回程深呼吸して下さい。
続いて足を大きく開脚し、同様にリラックスして5~10回程深呼吸します。
続けることで開脚しやすくなります。
⑧お尻のストレッチ
1)左足を曲げて右膝の上にのせる。
2)そのまま右足を曲げる。
3)さらに、曲げた膝を徐々に胸に近づけていくと左のお尻の筋肉が伸ばされていきます。
⑨前モモのストレッチ
前モモは凝りやすいのでじっくりストレッチしましょう。
痛い場合は無理をせず、出来る範囲で体を倒しましょう。
⑩ハムストリングスのストレッチ
ここが柔らかくなると前屈しやすくなります。
硬い人は最初はタオルを使うといいそうです。
⑪ふくらはぎのストレッチ
自分の体重を使ってストレッチ。
この時足の裏をしっかり床に付けるのがポイント。
⑫足首のストレッチ
①まずは片方のつま先を台にのせます。かかとは床につけておきましょう。
②台は、電話帳など、5~10㎝ほど厚みのあるものをチョイス。
台がない場合は、片足を半歩前に出すだけでもOKです。
③ふくらはぎや太ももの裏が伸びているのを感じながら、ゆっくり前屈します。
④心地よく感じるところでストップし、30秒ほど伸ばします。
上体を倒すと呼吸を止めてしまいがちなので、注意してください。
⑤脚を入れ替えて、反対側も行います。
⑬お腹のストレッチ
胸からお腹ににかけて伸ばす時はうつ伏せに寝た状態から両手で上半身を持ち上げ、あごをそらして伸ばしていきます。
腰が痛い方は無理をしない程度に行ってください。
体を柔らかくするストレッチ動画
体が硬い人でも開脚が出来るようになるストレッチ方法
5分で股関節を柔らかくする方法
体を柔らかくするヨガポーズ
体が柔らかくなるメリット
基礎代謝があがり、血行が良くなる。
血行が良くなり、基礎代謝が上がることで消費カロリーが多くなるダイエット効果もある。
『疲れにくい身体』になる。
体が硬い人ほど疲れやすく、すぐ休みたくなってしまうそうです。
身体が柔らかい人になるとスポーツをしていてもあまり怪我をしない。
例えば、足首が硬いとよく捻挫を起こしやすくなりますし、膝関節や股関節が硬いと太ももの肉離れなど起こしやすくなります。
身体を動かして柔軟性を高めることは、心と身体をリラックスさせて緊張を解きほぐすだけでなく、心身の老化予防に効果があるといわれています。
まとめ
いかがですか?
体が硬い人は参考になったのではないでしょうか?
普通、運動の前に柔軟体操をしていると、周りから「かたっ!」「かっった!!」と言われます。
前屈運動をしていると、冗談半分で背中を押してくる人もいるんですが、その度に……
こちらは、「イタッ」「イテ!イテテテテテテ!」でな感じですよね。
普段出ないような声で叫び散らしております。あれを悲鳴と言うんでしょうね~。
体が硬いというのは筋肉が硬いということですし、血液の廻りも悪くなるとのこと。
まさに、百害あって一利なし!!
ストレッチは適度な運動にもなりますし、やって損はありません。
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