納豆効果を最大に発揮する効果的食べ方があるようです。納豆は非常に優秀な健康食品ですが、食べ方によってその効果を上げることも減少させてしまうこともあります。
そんなダイエットや美容健康に抜群の納豆効果と毎日夜に食べるその方法をご紹介します!
目次
納豆の“ネバネバ”パワーに秘められた驚異の効果
納豆の美容保湿効果
納豆に含まれるポリグルタミン酸はヒアルロン酸の10倍の保水力がある。また、納豆に含まれる、酵素の働きによって保湿効果が期待できそうです。
コラーゲンやヒアルロン酸よりも、納豆に多く含まれるポリアミンのほうが体の内側に届きやすいので美容にもいいのです。
実はこの納豆菌、体内に取り込まれるとビタミンB2の合成をサポートしてくれる良い菌とされていて、ビタミンB2は体内の脂質を分解する働きがあるそうです。
肌のすべすべ、うるおいを導き出す事ができるのです。豆のネバネバの元はポリグルタミン酸(PGA)と呼ばれる天然アミノ酸です。
納豆に含まれるレシチンが肌のカサカサに効果があるのです。赤ちゃんの肌がスベスベなのは、水分が豊富なため。この水分量は、年齢とともに低下しまうが、納豆レシチンには水の中の油を分散させる性質があるそうです。
納豆の健康効果
1.血栓症の予防
納豆に含まれる成分が血栓を溶かします。血管の通りがよくなることで、脳梗塞・心筋梗塞・認知症などの血栓症予防につながります。
納豆に含まれる「ピラジン」や「ナットウキナーゼ」は【血栓】を防ぎ、血行をよくするので「脳梗塞」や「心筋梗塞」の予防になります。
ナットウキナーゼ. 納豆の粘りのなかに含まれる酵素の一種。 納豆にしか含まれておらず、他の食品から摂取することは出来ません。
2.高血圧の予防
納豆に含まれる成分は、不飽和脂肪酸のレシチンが含まれており、血液をドロドロにする原因の一つ悪玉コレステロールを分解します。これにより高血圧予防につながります。
ナットウキナーゼという成分によって、血栓を溶かす作用があり、血液の流れを促進する結果、血圧の上昇を抑えることができるのです
3.動脈硬化の予防
コレステロールが動脈に溜まると、血管が詰まり硬くなります。悪玉コレステロールの分解は、高血圧だけでなく動脈硬化予防にもつながります。
納豆の原料である大豆に含まれる大豆イソフラボンが、HDLコレステロールを増やし、動脈硬化を防いでくれるのです。
HDLコレステロールは、血管内壁にへばりついて動脈硬化を引き起こすコレステロールを引き抜いて、肝臓まで運ぶ働きをしています。
4.整腸作用
納豆に含まれる成分は、腸内の活動を正常に保つ効果もあります。ウィルスなどの細菌の働きを抑制したり便通にも効果的。
納豆菌が生きたままお腹の中に入り、善玉乳酸菌の繁殖を応援したり、新たな栄養成分をつくるなど、めざましい働きをするのです。
納豆には善玉菌を増やす作用だけでなく、水溶性食物繊維・不溶性食物繊維の両方を含んでいるので、便秘解消にとっていいことづくめです。
5.骨粗鬆症の予防
納豆には骨の材料となる“カルシウム”、カルシウムを骨にくっつける“ビタミンK”、骨からカルシウムが溶け出すのを防ぐ“イソフラボン”という3つの成分が含まれていることは、既に知られています。
納豆に含まれるカルシウムとビタミンKは骨を作り、イソフラボンは骨量の減少を防ぐので、骨粗鬆症の予防にもつながります。
納豆のダイエット効果
納豆に含まれるリパーゼ・レシチンが体内に溜まった脂質を代謝し、悪玉コレステロールを溶かしてくれる。また、納豆そのものは体脂肪の蓄積を防いだり脂肪燃焼を促したりと、ダイエット効果の高い食べ物です。
腹もちがいい
豆に含まれている豊富な食物繊維です。食物繊維は腸の中で水分を吸って膨張する性質があるので腹もちがよくなります。
脂肪燃焼を助ける働きがある。
納豆の原料である大豆は、「畑の肉」とも呼ばれるほど高タンパク質な食材です。タンパク質は筋肉を維持する上でとても重要な栄養であり、筋肉は体の基礎代謝を高めてくれます。
肥満を予防してくれる
大豆サポニンは、小腸の絨毛を縮小する働きがあり、小腸から脂肪や糖質が過剰に吸収されるのを防いでくれます。
納豆ダイエットの方法は毎日食べる
1日に納豆を1パック(45~50g)毎日食べるだけでよく、食事制限は無いのでいつもの食事に納豆を加えるだけでいいのです。
納豆パワーが増す!効果的な食べ方
納豆パワーが発揮する効果的な食べ方の組み合わせは、納豆とキムチとみじん切りした玉ねぎを混ぜるだけでできます。キムチに含まれる乳酸菌が納豆菌を食べることで増殖するそうです。さらに玉ねぎにはオリゴ糖が含まれています。
1・常温は納豆菌が活発的になり効果も味も高まる
常温におくことで納豆菌が活発的になり、効果も味も高まるようです。
納豆は食べる直前に冷蔵庫から出すのではなく、寒い冬は前夜から、真夏でも20分ほど前には出しておくようにします。すると、納豆菌がグングン増殖してびっくりするほど柔らかくなり、粘りも増しておいしくなります。納豆菌が増えれば、それにつれてビタミンKも増加します。
2・ひきわりタイプの納豆よりも断然「粒タイプ」
納豆に含まれる「若返り」に関係する物質ポリアミンがひきわりを製造する工程で流出して少ないそうです。どうしてもひきわりが食べたい場合は自分で包丁でたたいて作るのが良いそうです。
3・砂糖を少量入れる
子供の頃、納豆に砂糖をかけて食べていた人っていますよね。あれ、実はすごく体に良かったんです。なぜなら、砂糖は納豆菌の好物だから。納豆菌は生きているので、食べ物を必要とするが、納豆菌の好む餌は、何と砂糖!!納豆に砂糖をかける食習慣は、先人達が体験から身に付けた知恵と言っても過言ではあるまい。
4・納豆にオリーブオイル
腸内環境を改善するためには、納豆やヨーグルト、野菜などがありますが、中でもオリーブオイル納豆は、効果的に有効成分を摂れるのでおススメ
腸内環境改善に抜群の効果を発揮してくれるので、便秘の解消はもちろん、ダイエットや美肌効果も期待出来ます。
オリーブオイル納豆の作り方
【材料】
・オリーブオイル…適量
※1日15ml以下にしましょう
・納豆…1パック
1,納豆を良くかき混ぜる。
2,オリーブオイルを小さじ1ほど加えて、さらに納豆をかき混ぜる。
3,醤油や塩を少し加えれば完成です。
オリーブオイル納豆は、腸のぜん動運動が活発な朝に食べるのがおススメですが、昼でも夜でも大丈夫
1日1パック食べるだけで、腸内環境が改善されて、おならの臭いや便臭、便秘が解消されます
5・夜に食べる
実は『ナットウキナーゼ』の効果を期待するなら夜に食べるのがオススメ!
血栓は寝ている時に作られやすい。納豆には夜作られる血栓を予防する作用があるので、朝よりも夜のほうがおすすめなのです
夜寝ている間はほとんど筋肉が動きません。そのため、血液が固まり易い状況になるのです。血液を固まらせないためにもナットウキナーゼの作用を有効に活用しましょう。
6・そのまま食べる
納豆の効果を最大限に活かすためにそのまま食べたほうが良い。
血栓溶解酵素であるナットウキナーゼは熱に弱く、納豆を70℃以上加熱するとその効果が失われてしまうそうです
7・納豆と相性のいい食べ合わせ
納豆 + ネギ
ネギにも血栓を出来にくくする作用があるので、納豆の組み合わせにより、血栓症予防の相乗効果が期待出来る食べ合わせです。
ネギ含まれる硫化アリル、そして納豆含まれるナットウキナーゼのダブル効果で強力に血栓症を予防・改善してくれます。
納豆 + キムチ
キムチと納豆は、どちらも生きた菌が入っているいわゆる発酵食品。キムチに含まれる乳酸菌の働きを、納豆菌がサポートしてくれる最高の組み合わせなんです。
キムチに含まれているカプサイシンという成分の脂肪燃焼効果と、納豆の脂肪を燃焼させやすい体質改善効果などから、ダイエット効果があるとされています。
納豆菌が食べ物を分解し、それを乳酸菌が餌にして成長していく、そして納豆菌がつくり出したグロスファクター(成長因子)を使って、キムチの乳酸菌が増殖するのです。
納豆と唐辛子のカプサイシンを同時に摂ると髪の毛乳頭に作用して、抜け毛を防止する効果を生むのだそうです。
なんだかすごい組み合わせです。
他にも、一緒に食べるとさらに納豆パワーをアップさせることができるのが、食材、卵・牛乳・玉ねぎ
納豆菌は、卵のたんぱく質が納豆菌の繁殖が促進させ牛乳を5cc加えると老化防止と共に心筋梗塞にもいいとか。
注意点はカロリーは高め!
栄養価が高い納豆ですが、1パックが約100カロリーと意外と高カロリーな点は無視できません。
食べすぎは注意。1日1パックのみです。
また、大豆に含まれている大豆イソフラボンは、過剰に摂取するとホルモンバランスを崩す恐れがあります。
まとめ
納豆は、女性ホルモンに含まれ、骨密度をキープするエストロゲンと同じ働きをする「イソフラボン」も納豆には含まれています。
無理なダイエットによりホルモンバランスが崩れると「エストロゲン」不足になり、キレイ痩せは実現できません。
いつまでも若々しくいるためイソフラボンが豊富な納豆で美しく健康的なダイエットを目指しましょう。
コメント