ダイエットサプリメントを服用しても痩せないのは何故でしょう?実は、現代女性は栄養が不足して痩せない人が多いことがわかりました!
栄養バランスの悪い食事を続けると、健康に良くないだけでなく、ダイエットサプリメントを飲んでも痩せなくなります。
今回、サプリで痩せるための5つの食生活改善ポイントをまとめました。
目次
ダイエットサプリメントが効かない!
「飲むだけでやせる」と評判のダイエットサプリメント。
試したことがある人も多い。
ところが、「効果があまりなかった」と答える人がなぜか半数を超えてしまう。
ダイエットサプリメントの大部分は、食べたものの糖質や脂質などの吸収を抑えるもの。
ところが、食べすぎていないのに体重が減らない、体調が悪いという現代女性特有の現象は、実はカギとなる栄養素不足が原因のことが多いとわかってきました。
痩せない原因は『栄養不足』だった!
痩せない原因が栄養不足?
実は4つの栄養が不足することで痩せないということがあるらしいです。
栄養が過多だから太るんじゃないの?
肥満の場合、栄養過剰だと思われがちですが、実は、ダイエット志望で来院される患者さんのほとんどに栄養不足がみられます。
「むしろ現代女性は偏食などによる栄養素の不足により、代謝が下がっていることの方が問題」という専門家の意見です。
栄養不足の人はなかなか痩せない!
やみくもにカロリーカットをすると栄養バランスが崩れ、筋肉や骨などが削られていき、初めは体重が落ちますが、1カ月もすると、困った症状が出てきます。
そしてどんどん痩せづらくなっていきます。
栄養不足による症状
▽胸だけ減って下半身が痩せない
▽肌がガサガサになった
▽疲れやすくなった
▽すぐ風邪をひく
4つの栄養成分が足りない!
その1『鉄』
鉄不足と聞いて、まず連想するのは貧血だが、冷え、疲労感といったエネルギー不足が原因の不調のほか、爪がもろい、腱鞘炎になりやすい、風邪を引きやすいなどの症状も鉄不足が一因ということもあるという。
体の隅々まで栄養素の入った血球をめぐらせ、代謝にも関わる栄養素
「もとより年齢とともに、代謝は下がる。さらにエネルギーを作り出すために必須な鉄分やビタミンB群が不足すると代謝低下が深刻に」と松倉院長。
中でも月経のある女性にとっては、「鉄不足はほとんどの人に当てはまる。まず補っておきたい」
その2『たんぱく質』
代謝キープやボディラインを整えるための筋肉を作る栄養素・たんぱく質の不足
たんぱく質不足による症状
・痩せにくい … 内臓の働きや筋力の低下で、代謝が悪くなり脂肪が付きやすい身体に。
・体力が落ちる … 筋肉の落ちるため体力が低下し、元気が続かない。
・病気やケガに弱くなる … 身体の免疫機能が低下し、骨や軟骨が衰える。
・イライラや生理不順 … ホルモンや神経のバランスが崩れる。
・仕事に集中しない … 脳の機能が低下し、思考力や集中力が衰える。
その3『ビタミンB群』
エネルギー産生に関わる栄養素・ビタミンB群の不足
細胞のエネルギー産生に欠かせないのが、ビタミンB群だ。「エネルギー産生を支えるメカニズムは複雑。
その多くの場面で異なる種類のビタミンBが必要とされる。1種類のBだけでは、メカニズム全体を担えないので、補うときはB群をまんべんなく補って」と、満尾院長は解説する。
その4『亜鉛』
食欲の調整や脂肪細胞の増殖にかかわるホルモンと関連がある栄養素・亜鉛の不足
太らないためだけでなく、元気な体に丈夫な骨や筋肉は必須。骨や筋肉の維持にもミネラル類が重要だ。
亜鉛は私達の身体の中で約300種類の新陳代謝に関係しているため、脳や肌に限らず亜鉛不足を放っておけば年齢に関係なく身体が老化していきます。
亜鉛不足による症状
・肌の乾燥やシミ、シワ
・脱毛、薄毛、髪の毛が細くなる
・枝毛の原因になる。
・爪の異常
・キズの治りが遅い
栄養不足の人はダイエットサプリでなく栄養を補うサプリを!
●糖質の吸収を抑える
●脂質・コレステロールを抑える
→これらは栄養不足の人にはダイエットになりません!
●エネルギーをしっかり作るために→ 「 鉄、ビタミンB群 」
●骨や筋肉のために→ 「 亜鉛、カルシウム 」
→サプリメントならこれらを補うものを!
→食事から摂れるならもちろんそのほうがいいですよ!
サプリで痩せるための5つの食生活対処法!
1、1食5colorが食べやせの絶対条件!!
絶対にやってはいけないのが、りんごだけ、バナナだけといった単品ダイエット。
「栄養バランスが偏り過ぎて、脂肪を燃やすための栄養素がまったく足りません。
そのうえ飽きて長続きしなかったり、反動食いに走る危険も高くなります。手軽に栄養バランスを整えるには、1回の食事で5色の食材をとること。
白いごはん、肉などの茶色い主菜、緑や赤などの野菜、黒い海藻類など、色とりどりの食材をそろえましょう」
2、三大栄養素(PFC)の理想的なバランス
炭水化物は最低でも100g(ごはん2膳分弱くらいに含有)はとらないと、脳がエネルギー不足に。
カロリーの50%は炭水化物でとる。
「カロリーとしてカウントされるのは、主に炭水化物、脂質、たんぱく質の三大栄養素。
中でも、炭水化物は体を動かす原動力となり、脳の唯一の栄養でもあるため、ダイエット中といえども減らし過ぎは厳禁です。
1日の摂取カロリーの半分は、主食を中心とした炭水化物でとったほうがむしろ脳も体もスムーズに機能するため、やせやすいのです。
また、たんぱく質の摂取目安量は、体重1㎏あたり1gで、50㎏なら50g程度。食材に含まれることの多い脂質は、油ものを控えるようにすると、ベストバランスに」
3、スイーツは1日200kcal以内ならOK
「おやつの多くは糖質や脂質のため、カロリーの大半をおやつでとってしまうと、食事全体の栄養バランスが崩れてしまいます。
おやつはあくまでもし好品で、とらなくてもいいもの。
ただし、心の栄養でもあるため、ムリにガマンしてストレスをためるなら、食事が前提のプラス負荷ぶんとして食べるようにしましょう。
3食しっかり食事をとると、最低でも1400kcalにはなるため、おやつのカロリーは200kcalが目安になります」
4、摂取カロリーは1600kcal前後がベスト
「極端に摂取カロリーを減らし過ぎるのは、精神的にも肉体的にも大変なストレスがかかり、逆に長続きしません。
ある程度満足感があり、ムリなく続けられるカロリーに設定しましょう。
具体的には1日に必要なカロリーから200kcalをマイナス。20代女性の場合、1日に必要なカロリーは1700〜1900kcalなので、1600kcal前後が目安になります。
極端なカロリー不足は、体に悪影響を及ぼすため、最低でも1200kcalはとるようにしましょう」
5、朝昼夜の摂取カロリー黄金比率は3:4:3
ダイエット中でも食事は1日3食が基本。
「前日からの食事と空き時間の長い朝食は、1日の活力を得るためにも必ずとりたいところ。
食事配分で大切なのは、体内時計のリズムに合わせた食べ方をすること。
代謝が活発で、脂肪燃焼効率のいい昼間に、1番ボリュームのある食事をもってきて、朝食:昼食:夕食=3:4:3にするのがやせやすいとされています。
また代謝が下がる夜は、さっぱりとした消化のよいもの選ぶと、太りにくくなります」
まとめ
いかがでしょうか?
痩せるための食生活のポイントとして、自分で毎日これだけは必ず食べるとルールを決めてもいいでしょう。
肉1品、魚1品、野菜系、大豆系など、いろいろな栄養素がとれるようにルールを決めてみましょう。
ダイエットを意識するなら、やはり野菜類と大豆系食品は毎日とれるに越したことはありません。
カロリーばかりを気にしていると、体重は減ってもその体重を維持できずにリバウンドしてしまうかもしれません。
栄養バランスのいい食事をして、健康的なダイエットをおすすめします。
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