何故痩せないの?意外と知らないダイエット食材の誤解と真実!

昔から鳥のささみはダイエットに良いとされてきましたが、近年では食べ過ぎはダメ、逆に太ることが分かってきました。

他にも人気のダイエット食材がありますが、本当に痩せる事が出来るのでしょうか?

今回は、人気のダイエット食材で、頑張っても痩せない意外と知らない食材とおすすめ食材を選んでみました。

目次

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何故痩せないの?意外と知らないダイエット食材の誤解と真実!

①鳥のささみの食べ過ぎはダメ?

昔からダイエット食材といえば、鳥のささみが定番です。

しかし、結論から言うと、鳥のささみばかり食べ過ぎたところで痩せません。たとえ、一時的にやせたとしても、必ずリバウンドしてしまいます。

ダイエットにハマってしまい、一生分といっていいほどの鳥のささみを食べた方も体重はピクリともしなかったそうです。

鳥のささみがダイエットにならない理由

鳥のささみには、L-カルニチンやビタミンBなどの脂肪を燃やす成分が少なく、さらに、ミネラルや栄養のバランスもよくありません。

栄養不足は太りやすい体を作る要因になります。

鳥のささみは、炭水化物や脂肪分を避けることができるから、ダイエットに最適な食材なのではないか?と考え、鳥のささみを中心に食生活を構成する人がいますが、ちょっと待って!

鳥のささみ自体は、タンパク質が豊富で、血や肉を構成する要素としてはオッケーなのですが、ダイエット中に鳥のささみとサラダだけの食生活をしてしまうと、炭水化物と脂肪分が少なくなってしまいます。

炭水化物と脂肪分が少なすぎるとなぜ駄目なのかと言うと、便秘になるからです。便秘になると全身の代謝がダウンして、太りやすい体質になってしまうのです。

 

②豆腐ダイエットの真実

豆腐というより大豆にはたんぱく質が多く含まれていますが、脂肪もたくさん含まれています。

大豆の35%はたんぱく質、脂肪は23%もあります。ですから、水っぽい豆腐にもそれなりに脂肪を含んでいます。

仮に1パック全部食べると(木綿豆腐の場合)、300gとして216kcal、軽くご飯一杯分のカロリーがあります。ですが、豆腐の味噌汁くらいはたいした事ないでしょう。

要は、常に食べる量の問題です。

豆腐だから大丈夫?

豆腐だから大丈夫だ!と思って多く摂取していると、ダイエットの意味もありません・・・。

豆腐といえども食べ過ぎれば太ってしまいます。

豆腐一丁は300~400gありますので、カロリーは充分にあります。

確かに植物性蛋白質やカルシウム、イソフラボンなど有効成分も多く、健康食品として優れたものですが、何事も食べ過ぎには注意です。

一食に一丁も二丁も食べてしまうとそれなりのカロリーを摂取することになります。食物繊維分はおからの方が断然多いです。

 

③ヨーグルトダイエットの真実

ヨーグルは比較的高カロリーな食品です。ヨーグルトの整腸作用を期待するのなら、ヨーグルトで摂取するカロリー分だけ食事量を減らさなければなりません。

ヨーグルトが高カロリーな原因は、ヨーグルトに含まれている脂肪分が関係しています。

たとえ、プレーンのヨーグルトであったとしても、牛乳を発酵させたものですから、成分はほとんど牛乳と同じになります。

500gパックのヨーグルトですと、20gの脂肪分が含まれていることになります。ですから「太る」というわけです。

しかも、乳製品の脂肪分は「飽和脂肪酸」という脂肪からできています。これは、肉の脂身と同じ脂肪です。

脂肪分が豊富なヨーグルト・・・


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ヨーグルトはダイエットに効果があるとされていますが、残念ながら痩せ薬ではありません。

ヨーグルトを食べる=痩せる、と考えているのなら、やめておいた方が良いと思います。

 

④バナナダイエットの真実

バナナだけで食事を済ませたりしていませんか?

バナナだけの食事で極端に空腹の状態になると、体が「これは大変だ」とばかりに次に摂った食事を余計に吸収して脂肪に残すようになってしまいます。

果物に含まれる糖分は、果糖と呼ばれる糖分です。果糖はブドウ糖など他の糖分よりも甘味が強いです。

しかし中性脂肪になりやすいという特徴を持っています。

ほぼ一年中食べられ値段も安いバナナですがカロリーは高めです。デザートというより主食になるので、炭水化物と同じと考えて食べる量に注意しましょう。

今までは太る可能性のあるダイエット食材をご紹介してきましたが、ここからはダイエットに効果的な食材をご紹介します。

 

ダイエットに効果的なおすすめ食材3つ!

今までは、ダイエット食材の残念なところを書いてきましたが、ここからは、本当にダイエット食材として優秀な食材をご紹介したいと思います。

「きのこダイエット」

きのこといえば、低カロリーでダイエットに効果的な食材として知られています。

きのこには、食物繊維は、糖質や脂質の吸収を穏やかにして、血糖と血中脂肪の急激な増加による脂肪細胞への蓄積を抑えます。

きのこは種類によりますが、100gで10kcal、炭水化物は、3~5gあります。

つまり1キロ食べても100kcal程度です。つまり食べ過ぎても太ることはまずありません。

ただしビタミンなどの取りすぎになるかもしれませんので食べ過ぎには注意です

 

「こんにゃくダイエット」「寒天ダイエット」

寒天やこんにゃくは、低カロリーでダイエットに効果的な食材として知られています。

寒天は、ほとんどは食物繊維(アガロースやアガロペクチンなどの多糖類)からできており、ヒトの消化酵素のみでは分解されません。

コンニャクは96-97%が水分からなり、水分を除くと主成分はグルコマンナンです。

グルコマンナンとはグルコースとマンノースが2:3-1:2の比率で重合した多糖類の一種でコンニャクマンナンとも呼ばれています。

ヒトの消化管ではほとんど消化されず腸内微生物により一部が脂肪酸に変換されて利用されます。

コンニャクに含まれているグルコマンナンという食物繊維は胃の中で膨れるので満腹感を味わうことも出来ます。

さらにコンニャクの食物繊維は腸の働きを助けてくれます。

コンニャクの食物繊維は体外に不要なものを排出してくれるという効果も期待できるため、ダイエットの強い味方です。

 

まとめ

結局のところ、太るか痩せるかは、日々の摂取カロリーと消費カロリーのバランスによって決まり、「○○を食べれば痩せられる」などというものは存在しません。

摂取カロリー<消費カロリーなら痩せられるでしょうが、摂取カロリー>消費カロリーなら当然のように太ってしまいます。

どんなに体に良いと言われている食べ物でも、良い面と悪い面がありますので注意が必要になってきます。

良い面だけを信じて食べ続けていると、良くない結果が出る場合があるので、悪い点にもしっかり目をやり、食べ過ぎないよう気をつけましょう。

体に良いとはいえ、どんな物でも食べ過ぎには注意です!

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