運動や食事制限すればするほど食欲が増してしまって、結果的に太る原因になり体重が減らない。
下半身が痩せないとの悩みを感じている女性が多いようです。
そんなダイエットしても痩せない原因と効果的に脂肪を落として痩せる方法をまとめてみました。
目次
運動しても痩せない理由?
運動しても、わずかな脂肪燃焼しかできないばかりか、余計におなかがすくだけ。運動後にドカ食いをすることになり、結局のところ努力も水の泡です。
頑張って運動を1カ月続けて5kg痩せた人がいたとしても、確実にリバウンドが待っています。
特に女性にこの傾向が強く、それは母性本能によるものです。出産と子育てをする必要がある女性は、妊娠中は胎児に栄養を与え、生まれた後にはおっぱいをあげなくてはなりません。
いつ赤ちゃんが泣いても授乳するためには、自分の栄養が重要です。だから、女性には「目の前にあるものを全部食べる」という本能が備わっています。
子供が残したご飯を「もったいない」と食べるのは、いつも父親ではなく母親ですよね?
まずは、食生活を是正することのほうが先決です。
①運動すればするほど食欲が増して食べてしまう
ジムに行ってバイクをこいだり泳いだりした後には、ものすごくおなかかすいています。
そこで多くの女性は、ジムのロッカールームでサンドイッチを食べてしまうのです。これでは、痩せられるはずがありません。
また、ジムの帰り道に一杯飲んで帰りたくなるのも、運動した後にスイーツをつい食べたくなってしまうのも、実は身体のメカニズムによるものです。
運動というのは、たいして消費カロリーを稼げていないにもかかわらず、それ以上に達成感を感じてしまうという大きな落とし穴があるのです。
運動をしてカロリーを消費すると、身体のメカニズムによってカロリー摂取に対する欲求がわいてくる。
運動しているという安心感や運動直後の達成感は、痩せるために抑えていた欲求を余計に辛い状態に追い込んでしまうことになるのです。
また運動で消費するほとんどは糖質です。運動後はその糖質が欲しくなるため、ご飯やパン、麺類、お菓子などを食べ過ぎたり、糖質の多い清涼飲料水を飲む量が増えてしまったりもします。
②運動でのカロリー消費は思ってるほど少ない
例えば50キロの女性が1キロ走ったら50kcal消費するという計算なので、3キロ走ってもご飯1杯分くらいのカロリーしか消費できないのです。
③食事制限で栄養不足のため代謝が悪くなっている
食事制限などで栄養不足であればあるほど、代謝も悪くなり、運動で痩せるのは難しくなります。
④筋肉が有効に使われないので脂肪が燃焼できない
筋肉を正しく使うための関節が正常に動いていれば、大きな筋肉も有効に使用されて脂肪が燃焼しやすくなります。
⑤朝ごはんを抜いている
単純に1日の食べる量を減らせば体重が落ちるだろうと、朝食を抜いてもダメです。朝食には体内時計を調節する役割があります。
そこで調節しないと体内時計が乱れたままになり、食事時間に分泌されるはずのホルモンや消化液が分泌されなくなり、脂肪をためこんでしまうことになるのです。
また、朝食を抜くと、次に食べたものが体に吸収されやすくなるとも言われていますね。さらに朝ごはんを抜くと、午前中は活動的に動けないので、その分カロリー消費ができなくなる、とも言われています。
⑥ただひたすら食事制限をしている
食べなければやせます。しかしそれは体重が減るだけで、体脂肪は減りません。いつまでも食べずに生活できるわけではありませんね。
ひたすら食事制限をして体重が減ったからといって、食べ始めると、さらに太ることになります。
⑦お菓子だけ食べている
ご飯は食べずにお菓子を代わりに食べている、というダイエットをしている人はいませんか?お菓子はものすごく糖分や脂質が多いのです。
それを食べていては太るだけです。ジュースや炭酸飲料も同じですから注意しましょう。
⑧運動の後のお酒がやめられない
運動して汗をかいたあとのビールはとてもおいしいものです。
体を動かしてカロリーを消費したのだから、ビールを飲んでも大丈夫だろう、と何杯も飲んだら運動も水の泡。
ビールのカロリーは350mlで140kcalです。
さらに、お酒と一緒にご飯を食べるのは太るもと。アルコールとご飯を一緒に食べると、体内ではアルコールを分解している分、食べ物の分解がおろそかになり、脂肪が蓄積されていくのです。
⑨週に1回たくさん運動をしている
運動はカロリー消費になります。
しかし、ジョギングを1時間して消費されるカロリーは女性では約400kcal、ダンスでも約300kcalです。それくらいのカロリーはご飯1杯食べたらすぐに摂取できてしまうカロリー。
運動でカロリー消費をするのはそう簡単なことではありませんね。
しかも1日に体を動かる時間には限界があります。週に1回運動をしたからといって、やせるものではありません。少なくても週に3回以上の定期的な運動が必要です。
⑩姿勢が悪い
悪い姿勢というのは、猫背や骨盤がゆがんでいる、反り腰などが挙げられますね。
骨格のゆがみは血流やリンパの流れを悪くして、老廃物や余分な水分の排泄を妨げ、ためこみやすくさせてしまいます。
また、姿勢が悪いと正常な場合動くはずの筋肉が動かず、そのまま筋肉が衰えて代謝が悪くなってしまうのです。
⑪筋トレのフォームが正しくない
代謝を上げるためには、筋力トレーニングが必要です。姿勢を正しく保つためにも筋肉は必要なもの。
筋トレは体を引き締め、代謝をよくするものなのですが、フォームが正しくないと、効果につながりません。
部分的には違ったところに筋肉がついて、太く見えてしまうこともあります。また筋トレも定期的に行わなければ効果はありませんよ。
運動で効果的に痩せる方法!
1、午前中の運動がベター
運動後6時間はいつもと同じように過ごしても脂肪が燃焼しやすい状態が続くため、午前中の運動が効果的
出勤前や午前中に運動を取り入れると、ダイエットには効果的です。
2、無理しない程度が脂肪の燃焼に効果的
運動をして「もうこれ以上がんばれない!」というときの心拍数を「最大心拍数」といい、この最大心拍数の60~70%くらいの運動を心がけると良さそうです。
3、運動効率が高い時間帯は食後2~3時間
運動する時間帯も効果的な時間帯を選ぶことで、痩せやすくなります。
4、夜9時以降体脂肪は燃焼しない
激しい運動は、細胞に十分な酸素を届けることができなくなり、脂肪を効率よく燃焼できない
夜9時以降は深部体温が徐々に低くなり、眠りの準備に入る時間帯のため、体温を上げてしまう運動はNG
家の中で万歩計を付けて歩いたとしても、短距離を断続的に繰り返し歩いただけなので、体脂肪は燃焼しないのです。
5、毎日続けると、運動効果があがる
同じ運動でも、効果は1日おきなら90%、2日おきなら70%、3日おきなら50%、週に一度だと20%までに落ちてしまうので、毎日コツコツ続けることが大切です。
6、日常生活の姿勢や動作を見直すことが大切
姿勢が悪いと脂肪を体に貯めやすくなり、動作もしっかりひざを伸ばすなど、普段の生活の中の姿勢や動作を見直すことで、運動でのダイエット効果をサポートすることになります。
7、運動中・運動後、水分補給を十分に行うことで新陳代謝を良くする
水分補給をしなかったり、太るからと水を飲まないと新陳代謝が悪くなるので、運動中・運動後は水分補給をしっかり行いましょう。
8、最初から大きな目標をたてず、長続きする習慣をつけることができればベスト
毎日続けられないような大変な目標ではなく、日々の生活の中でできることや、毎日続けられる習慣を身につけることが大切です。
食事で効果的に痩せる方法
1、食べる時間が不規則だと注意が必要
食べる時間が不規則になるとからだの防衛本能が働き、食べたものを脂肪として蓄えやすくなります。
また、人間のからだは夜になると副交感神経が活発化し、栄養を蓄えやすい状態になるので深夜の飲食も控えましょう。
2、早食いはしない
食べ始めてから脳が満腹感を得るまでには、およそ20分かかります。つまり、早食いをすると満腹感が得られたときにはすでに食べ過ぎの状態です。
よく噛み、味わって食べると満腹中枢が刺激され、食べる量が少なくても満腹感を得ることができます。
3、唐辛子に含まれるカプサイシンで脂肪燃焼
【カプサイシン】は唐辛子(トウガラシ)の辛味成分なのですが、エネルギー代謝を活性化して体脂肪の燃焼を促進する働きがあることから、肥満予防やダイエットに効果的な成分として注目されています。
カプサイシンの持つ脂肪燃焼効果が知れ渡るようになってから、【唐辛子ダイエット】や【カプサイシン・ダイエット】といったダイエット方法が話題になりました。
4、ショウガに含まれるジンゲロンで脂肪燃焼
【ジンゲロン】というのはショウガに含まれている辛味成分で、このジンゲロンには体脂肪の燃焼を促進することによって、エネルギー消費を促進する作用があるということが明らかになっています。
5、ヨウ素を多く含んでいる海藻類を食べる
【ヨウ素】が多く含まれている食材、海藻類の昆布、ワカメ、ヒジキなどのミネラルは新陳代謝を活発にさせる甲状腺ホルモンの成分で、体内でタンパク質・脂質・糖質の代謝を促進させる重要な働きを担っています。
このような代謝促進作用があることから、ヨウ素を含んでいる食べ物を積極的に摂取することで蓄積された体脂肪を燃焼しやすし、肥満予防に効果的であると言われています。
まとめ
「毎日一生懸命運動しているにも関わらず、痩せない原因」として運動はしているけど、食生活は今までのままということはないですか?
もし、ダイエットを始める前の食生活と、現在の食生活が変わっていないのであればそれがあなたが毎日つらい思いをして運動しているのに痩せない原因かもしれません。
美味しい食べ物がすぐ手に入る飽食の時代において、体重を上手くコントロールすることは難しいことですが、とても大切なことです。
自分が運動によって痩せやすいタイプなのか、痩せにくいタイプなのかをまずは見極めてください。
その上で、食欲を減らせるような生活に適した運動様式を見つけることで、体重のコントロールもより簡単になるのではないでしょうか?
コメント
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