「お腹の皮下脂肪を効果的に落とす方法!」というタイトルのもと、お腹の皮下脂肪を落とすための効果的なアプローチについて、女性特有のニーズに焦点を当てて紹介します。特に、女性のお腹の皮下脂肪を落とすことは、単に見た目の問題に留まらず、健康と自信を取り戻すステップでもあります。この記事では、筋トレや日常の運動、さらには皮下脂肪を最速で落とす食べ物についても掘り下げていきます。また、年齢を重ねた50代女性や、女性向けサプリメントを利用して、女性の皮下脂肪を本気で落とす方法についても詳しく解説します。本記事では、お腹の脂肪がつく原因や、お腹痩せの効果的な方法については、湘南美容クリニックの御園生 佳奈子(みそのう かなこ)先生に教えてもらいました。これらの情報を通じて、健康的で美しい身体を目指す女性への道筋を示します。
- 【女性向け】お腹の皮下脂肪を効果的に落とすための基礎知識
- なぜ?お腹に脂肪がつきやすい原因とは?
- 【食事法】お腹の脂肪を落とす効果的な方法は?
- 女性のお腹の皮下脂肪を落とすおすすめの方法
- 【50代の女性向け】お腹の皮下脂肪を落とすには?
- 【女性用サプリメント】お腹の皮下脂肪を落とす時のサプリの選び方
- お腹の皮下脂肪を最速で落とす食べ物を紹介!
- 皮下脂肪を本気で落とす女性向けの運動法
- 2.腹部に効く筋トレ方法
- 3.有酸素運動
- お腹の皮下脂肪を落とすためのライフスタイルの工夫
- 美容医療でお腹の皮下脂肪を効果的に減らす
- お腹の脂肪を落としたいなら、まずは医師に相談を
- 湘南美容皮フ科内科クリニック 六本木院 院長 御園生 佳奈子 先生
- 【女性向け】お腹の皮下脂肪を効果的に落とす方法を医師が指南!まとめ
【女性向け】お腹の皮下脂肪を効果的に落とすための基礎知識
お腹の皮下脂肪を落とすには、まずその基本知識を理解することが重要です。皮下脂肪は、皮膚のすぐ下にある柔らかい脂肪で、特に女性は男性に比べて皮下脂肪がつきやすいとされています。
皮下脂肪と内臓脂肪は異なり、前者は「つきにくく、落としにくい」特性があります。これは、女性ホルモンの影響により、丸みを帯びた体型を形成するために皮下脂肪が蓄積しやすいためです。この皮下脂肪は、エネルギーの余剰摂取と運動不足が主な原因で、特に女性はエストロゲンの影響で皮下脂肪が蓄積しやすい体質となっているのです。
皮下脂肪と内臓脂肪の違いとは?
体内に蓄積された脂肪(体脂肪)には、内臓脂肪と皮下脂肪があります。
内臓脂肪は、胃、腸などの臓器のまわりにつく脂肪のことです。体のエネルギーが不足した際に素早くエネルギーに変換される脂肪で、言わば普通預金型のエネルギー源です。
皮下脂肪は、体の表面に近く、指でつまむことが可能な脂肪層です。下腹部・腰まわり・おしりなどの皮下につく脂肪のことで、皮下脂肪は消費されることがなかったエネルギーを長い時間かけて徐々に蓄積されてついていく脂肪で、いったんたまると減りにくい脂肪で、言わば定期預金型のエネルギー源で、かなり消費することが大変と言われている脂肪なのです。
この皮下脂肪はエネルギーが足りなくなった時に脂肪からエネルギーをもらうようにしているので、エネルギーが足りない状態にしなければいけません。
これがかなり大変としていて、食事制限だけでしっかりと脂肪燃焼をしてくれるわけではなく、運動をしてよりエネルギー消費をしないと脂肪燃焼をしてくれないのです。
なぜ?お腹に脂肪がつきやすい原因とは?
なぜ?お腹に脂肪がつきやすいのかという疑問に対する答えは、日常生活のさまざまな要因に起因します。
特に重要なのは、食事によるエネルギー摂取量と運動によるエネルギー消費量のバランスです。加齢による筋力の低下や活動量の減少も一因とされていますが、最新の研究によると、実際には食事から摂取したエネルギーの過剰が主な原因であることが明らかになっています。
女性の場合、特に女性ホルモンの影響が大きいとされています。閉経前後の女性ではエストロゲンの分泌量が減少し、これにより体脂肪がつきやすくなると考えられています。エストロゲンは体型を整えるために皮下脂肪を蓄積させる役割を持ちますが、その分泌量が減少すると、脂肪の蓄積が過剰になりやすくなります。
さらに、ストレスもお腹の脂肪蓄積に影響を与えます。ストレスは直接的に脂肪を増やすわけではありませんが、ストレスによる暴飲暴食で摂取エネルギーが過剰になることは十分にあり得ます。また、精神的な負荷が長期間にわたって続くと、自律神経のバランスが乱れ、代謝が低下することもあり、これが間接的に肥満につながることがあります。
このように、お腹に脂肪がつきやすい原因は複数あり、それぞれの要因が相互に影響しあいながら脂肪蓄積を促進します。したがって、お腹の脂肪を減らすためには、食生活の改善、適度な運動、ストレス管理など、多面的なアプローチが必要となります。
皮下脂肪が多いか確認する方法は?
皮下脂肪の量が多いか少ないかは「皮下脂肪率」で評価できます。体重の内、皮下脂肪の重量がどれくらいの割合を占めているかを示す指標です。標準的な皮下脂肪率は以下のようになります。
- 男性:8.6~16.7%未満
- 女性:18.5~26.7%未満
男性で16.7%以上、女性で26.7%以上の場合、皮下脂肪率は高いと見なされます。
市販の体組成計を使用することで、皮下脂肪率の推定が可能です。体組成計は体内に微弱な電流を流し、皮下脂肪率や体脂肪率などを測定できます。
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【食事法】お腹の脂肪を落とす効果的な方法は?
お腹の脂肪を効果的に落とすためには、科学的根拠に基づいた食事のアプローチが重要です。
ダイエットやお腹を細くするためには、食べる量を消費する量よりも少なくすることが重要です。
余分なエネルギーを減らし、脂肪を分解してエネルギーとして使うことで、お腹の脂肪を減らすことができます。
食事で摂るエネルギーを減らしたり、運動で使うエネルギーを増やしたりすることが基本ですが、カロリーを減らしすぎて栄養が不足しないように気をつけましょう。
高タンパク質・低糖質の食事にする
高タンパク質・低糖質の食事が効果的である理由は、タンパク質が筋肉の維持と成長に不可欠であること、そして基礎代謝を高めることで脂肪燃焼を助けるからです。実際に、タンパク質を多く含む食事は、同じカロリー摂取量でもDIT(食事誘導性熱産生)が高く、食後のエネルギー消費を増加させます。DITとは、食事中の栄養が分解される際に代謝が高まる現象です。
タンパク質を摂取する際の目安としては、運動習慣が少ない人の場合、体重1kgあたり1gが推奨されます(例: 体重60kgの人は60gのタンパク質)。
運動を行っている場合は、運動強度に応じてタンパク質を多く摂取することが効果的です。一方、脂肪や糖質はエネルギーとして利用されずに脂肪として蓄積されやすいため、低糖質の食事を心がけることが重要です。
食べる順番を工夫する
ダイエット中の食事では、食物繊維が豊富な食品を最初に食べることをお勧めします。サラダや副菜、主菜を先に食べることで、血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪の吸収をゆっくりさせる効果があります。そのため、食事の際には、主食のご飯やパンはできるだけ最後に食べるのが良いでしょう。
同じ食事内容でも、食べる順番を変えるだけで満腹感を得やすく、食欲を抑える効果が期待できます。家族がいる方でも取り入れやすい方法です。また、食物繊維が豊富な野菜や穀物を先に摂ることで血糖値の急上昇を防ぎ、インスリンの過剰分泌を抑えることができ、結果として脂肪の蓄積を緩やかにします。
褐色脂肪細胞を活性化する食材をとる
褐色脂肪細胞を活性化する食材の摂取も推奨されます。褐色脂肪細胞は、熱を発生させて脂肪を分解する役割を持ち、カプサイシン(唐辛子に含まれる成分)やカテキン(緑茶に含まれる成分)はこれらの細胞を活性化させることが研究で示されています。これらの成分を日常の食事に取り入れることで、代謝の向上と脂肪燃焼の促進が期待できます。
以上の方法を組み合わせることで、お腹の脂肪を効果的に減らすことが可能になります。ただし、バランスの良い食事を心がけ、過剰な糖質制限や極端な食事方法は避けることが重要です。健康的な体重減少を目指す際には、栄養学的にバランスの取れた食事が基本となります。
出典:e-ヘルスネット – 厚生労働省食事誘発性熱産生 / DIT
女性のお腹の皮下脂肪を落とすおすすめの方法
女性においてお腹の皮下脂肪を落とすためには、ホルモンの変動や年齢特有の体質を考慮する必要があります。特に、50代の女性では、閉経によるエストロゲンの減少が脂肪蓄積に大きく影響します。エストロゲンは、女性特有の曲線美を作るために皮下脂肪を蓄積する役割を担いますが、その分泌が減少すると、脂肪が蓄積しやすくなります。これは、体がエストロゲン減少による影響を受けている証拠です。
エストロゲンの減少に伴い、体脂肪率が上昇し、特にお腹周りに皮下脂肪が蓄積されやすくなります。そのため、50代女性がお腹の脂肪を落とすには、単なるカロリー制限や運動だけでなく、ホルモンバランスを整える取り組みも重要になります。
女性ホルモンバランスを整えるためには、以下のような方法が考えられます。
①女性特有のサプリメントの活用
女性ホルモンが減少することを考慮する必要があるため、女性ホルモンに似た働きをするサプリメントや、代謝を助け、食欲を抑制する成分を含むサプリメントが有効です。
例えば、大豆イソフラボンや黒コホシュなどのサプリメントは、エストロゲンの減少による影響を和らげるのに役立ちます。
②適度な運動と栄養バランスの取れた食事
エストロゲン減少による代謝の低下に対処するため、適度な有酸素運動が効果的です。例えば、ウォーキングや水泳などの運動は、脂肪燃焼を促進し、筋肉量の減少を防ぎます。
食事では、高タンパク質・低糖質のバランスに注目し、エネルギー代謝をサポートする食品を摂取することが推奨されます。これには、魚や肉、豆製品などが含まれます。
③ストレス管理
ストレスは食欲を不規則にし、間食や暴飲暴食を引き起こすことがあります。リラクゼーションや適度な運動によりストレスを管理することが、脂肪蓄積を防ぐために重要です。
これらの方法を総合的に取り入れることで、女性はお腹の皮下脂肪を効果的に減らし、ヘルシーな体型を維持することが可能です。
【50代の女性向け】お腹の皮下脂肪を落とすには?
お腹の皮下脂肪を落とす50代女性に、より具体的かつ専門的な情報を紹介します。
特に50代の女性は、更年期に伴う体の変化によって、お腹周りの脂肪がつきやすくなる傾向があります。この年代で重要なのは、ホルモンバランスの変化への対応と生活習慣の見直しです。
更年期を迎えると、女性ホルモンの一種であるエストロゲンの分泌が減少します。エストロゲンは、皮下脂肪の蓄積を促し、女性らしい丸みを帯びた体型を作りますが、その分泌が減少すると、体の脂肪分布が変化し、お腹周りに脂肪がつきやすくなります。このため、エストロゲンの減少に対応する食品やサプリメントの摂取が有効です。大豆製品に含まれるイソフラボンは、エストロゲンに似た作用を持つことが知られており、更年期の女性に推奨される食材です。
また、50代の女性には、運動と栄養バランスの取れた食事が特に重要です。筋力の低下が始まるこの年代では、軽い筋トレや有酸素運動を取り入れることがおすすめされます。筋肉量を維持し基礎代謝を高めることで、脂肪の蓄積を防ぐことができます。例えば、ウォーキングや水泳、ヨガなど、体に負担の少ない運動を日常に取り入れると良いでしょう。
食事面では、高タンパク質・低糖質のバランスの良い食事を心がけることが重要です。タンパク質は筋肉の維持に役立つだけでなく、満腹感を得やすく、過食を防ぐ効果もあります。一方で、糖質の過剰摂取は避け、全粒穀物や野菜、果物を中心とした食事を取り入れることが効果的です。
更年期には、ストレスや睡眠の質もお腹の脂肪に影響を与えることが知られています。ストレスを管理し、質の良い睡眠を確保することで、体のホルモンバランスを整え、脂肪の蓄積を防ぐことができます。ストレス軽減のためには、趣味の時間を持つ、規則正しい生活を送る、リラクゼーション技法(瞑想や深呼吸)を取り入れるなどが有効です。
【女性用サプリメント】お腹の皮下脂肪を落とす時のサプリの選び方
女性向けのサプリメントは、代謝を促進する成分や食欲を抑制する成分を含むものが多く、お腹の皮下脂肪を落とすのに役立ちます。これらは、食事と運動に加えて補助的に利用することで、ダイエット効果を高めることができます。
詳しくはこちらの記事👇
皮下脂肪サプリのおすすめ人気商品10選【お腹の脂肪を落とす方法とは?】
お腹の皮下脂肪を最速で落とす食べ物を紹介!
食べ物で皮下脂肪を最速で落とすには、体脂肪を効果的に燃焼させる必要があります。そのためには、体脂肪を瞬時に燃やせる特定の食材を取り入れることが重要です。
その中で、唐辛子に含まれるカプサイシンや魚油のDHA・EPA、ミントのメントールなどが脂肪燃焼に効果的とされています。これらの成分は「トリップチャネル」というセンサーに作用し、交感神経を通じて褐色脂肪細胞の活性化を促し、体脂肪の燃焼を高めます。
褐色脂肪細胞は体内の脂肪を燃焼させ、熱に変換する機能を持っています。この細胞の働きを高める食材には、唐辛子、魚油、ミント、香味野菜などがあります。例えば、唐辛子のカプサイシンはトリップV1チャネルを刺激し、魚油のDHAやEPAはトリップM8チャネルに作用します。また、ミントや香味野菜の成分はトリップA1チャネルを活性化させます。
効果的な脂肪燃焼のためには、これらの食材を組み合わせて摂取することが推奨されています。魚とミント、香味野菜を一緒に取ることで、複数のトリップチャネルを刺激し、より効率的に脂肪を燃焼させることができます。また、加熱しすぎないことも重要で、魚は生か軽く加熱した状態で食べることで、DHA・EPAを最大限に取り入れることができます。
このような食事を取り入れることで、最速で体脂肪を燃焼しやすい体質へと導くことが期待されます。特に、夏の残暑が厳しい時期には、ミントの清涼感を利用した食事がおすすめです。
引用記事:ミント&魚レシピ 食べるほど脂肪燃え「やせ体質」に
皮下脂肪を本気で落とす女性向けの運動法
お腹の皮下脂肪を本気で落とすためには、適切な運動が不可欠です。女性には特に、有酸素運動と筋トレのバランスを取ることが重要です。有酸素運動は脂肪を燃焼させ、筋トレは代謝を高め、より効率的に脂肪を燃焼させることができます。
“皮下脂肪”を効果的に落とす3つポイント
内臓脂肪に比べると減らしにくい皮下脂肪。その皮下脂肪が蓄積するのはカロリーの過剰摂取と運動不足が原因です。
解消するには「カロリー制限+2タイプの運動」が重要となります。
1)カロリー制限
2)筋トレ
3)有酸素運動
1.カロリー制限
まずはカロリー制限によって摂取カロリーを抑えるようにしましょう。
特に脂質や糖質を日頃から多く摂取している人は注意が必要です。摂取カロリーの1日の目安として、厚生労働省の調査によると1日の活動量が「ふつう」の男性は2650kcal、女性は1950kcalであるとされています。これ以下になるようにカロリーを抑えた食 生活を心がけましょう。コンビニの弁当や総菜などは脂質や糖質が多いので、できるだけ避けることが必要です。
カロリーは食べ物だけでなく飲み物にも含まれていますから、糖分の高いポカリスエットはもちろん、コーラやサイダーなどの炭酸飲料は避けるのがベスト。
食事をする前に水を飲むという方法もオススメです。水分が胃の中にたまることで満腹感が出るため、食事量を抑えることができて食べすぎをしなくてすむようになります。
食前にコップ1杯程度の量を、10分ほど時間をかけてゆっくり飲んでいきましょう。冷たすぎる水だと胃腸への刺激が強すぎるので、常温か、少し温めた白湯にするの がいいですね。
2.腹部に効く筋トレ方法
少しきついなと感じる強度の筋トレを行うことで、脂肪燃焼を促進させるホルモンが分泌されます。
筋トレを行い、脂肪燃焼が促進された状態で有酸素運動を行うと脂肪燃焼の高い効果が期待できます。
最初に筋トレを30分~60分行い、次に有酸素運動を30~60分行うのがおすすめです。
お腹を引き締める筋トレ1【クランチ】
クランチは腹直筋(お腹まわりの筋肉)上部を中心に鍛えることができます。
<クランチのやり方>
1.仰向けになり、膝を90度に曲げて足を上げます
2.そのまま腰が上がらないように、肩甲骨の辺りから上体を起こし、数秒キープ
3.息を吸いながら、上体を元の位置まで下げます
1回につき15回程度行いましょう。余裕のある方は、回数を増やしていきましょう。
※使っている筋肉を意識しながらトレーニングしましょう。
お腹を引き締める筋トレ2【リバースクランチ】
リバースクランチは腹直筋(お腹まわりの筋肉)下部を中心に鍛えることができます。
<リバースクランチのやり方>
1.仰向けになり、膝を90度に曲げて足を上げます
2.膝を曲げたまま、天井に押し付けるイメージで足を上げる
3.数秒キープしたら、ゆっくりと足を下げる
※腰が上がらないよう気をつけて行いましょう
1回につき15回程度行いましょう。余裕のある方は、回数を増やしていきましょう。
※使っている筋肉を意識しながらトレーニングしましょう。
お腹を引き締める筋トレ3【プランク】
プランクは腹筋や臀部などのインナーマッスルを幅広く強化することが可能。
筋トレ初心者にもオススメのトレーニングのひとつです。
<プランクのやり方>
1.両肘を90度に曲げてうつ伏せになり、腰を浮かせます
2.肘が肩の真下にくるように調整し、頭からかかとまで一直線にします
3.10秒キープしたら、ゆっくりと足を下げる
1回10秒✖︎3回程度行いましょう。余裕のある方は、1回あたりの秒数を増やしていきましょう。
※使っている筋肉を意識しながらトレーニングしましょう。
3.有酸素運動
皮下脂肪は、燃焼しにくいという特徴のため上手に燃やしていくには、一回一回の運動をじっくりと時間をかけて行う必要があります。
そこで、軽負荷をかけ続けるような長く続けられる運動を頻繁に行って行きましょう。運動時間としては1回に30~60分、週に3回を目安に行って行きましょう。
お腹を引き締める有酸素運動1【ウォーキング】
ウォーキングでは主に腹部や下半身の筋肉を使います。シンプルな運動ですが、効果的に行い、継続すれば内臓脂肪や皮下脂肪を減らすことが期待できます。
<ウォーキングのやり方>
1.胸を開いて背筋を伸ばし、骨盤を立てます。お腹周りに力を入れて姿勢を保ちましょう
2.通常の歩幅より大きく踏み出し、かかと→足の外側→足の指先の順番に足を着きます
3.歩くスピードも普段より早くし、動作を繰り返します
4.余裕のある方は腕も振りましょう。二の腕の引き締めにつながります。
お腹を引き締める有酸素運動2【ランニング】
ランニングのエネルギー消費量はウォーキングの2倍と言われており、ダイエットに効果的な有酸素運動の一つです。
ランニングというと辛いイメージがありますが、脂肪燃焼に最適なランニングは会話ができる程度のスピードで十分。
追い込み過ぎてしまうと脂肪燃焼の為に必要な酸素が足りなくなってしまうので、呼吸を止めずに走るのがポイントです。
<ランニング時のポイント>
1.ウォーキングと同じように胸を開いて背筋を伸ばし、骨盤を立てます。お腹周りに力を入れて姿勢を保ちましょう
2.腕を振りながら心地良いペースで走りましょう。走り慣れてない方は歩幅を小さくして始めましょう。
※負担が大きすると怪我の元となるので、無理のない範囲で行いましょう。
お腹を引き締める有酸素運動3【水泳(水中ウォーキング)】
ウォーキングよりも効率的なエクササイズがしたいけれど、ランニングは苦手という方にオススメなのが水泳(水中ウォーキング)。
真夏に外に出るのはなかなか気が進まない方も多いと思いますが、夏の水泳はエクササイズしながら水中でリフレッシュできて気持ちがいいですよ♪
<水中ウォーキングのやり方>
1.ウォーキング同様、胸を開いて背筋を伸ばし骨盤を立てます。お腹周りに力を入れて姿勢を保ちましょう
2.通常の歩幅より大きく踏み出し、かかと→足の外側→足の指先の順番に足を着きます
3.歩くスピードも普段より早くし、動作を繰り返します
4.余裕のある方は腕も振りましょう。二の腕の引き締めにつながります。
・腹筋の力を抜いてお腹を出す。歩きながらお腹を出すへこませるを繰り返す。
・お腹をへこませるためには「お腹に意識を向ける」ことが重要です。歩数などは意識せず、自分のやりやすいタイミングとリズムで「へこます、出す」を繰り返し行ってみよう。
お腹の動きと呼吸を連動させないことがコツ
お腹をへこませたら、腹筋の力を抜いてお腹を出す。慣れるまでは、腹に手を当てて行うとわかりやすいです。「お腹をへこませて出す」を繰り返す“歩きながら腹筋運動”。歩きながら腹筋に力を入れ、お腹をへこませて。下腹部から引き上げるように行うと効果的。
出典:筋トレや有酸“皮下脂肪”を本気で落とす3つのポイント! – ボディーズ
筋トレと有酸素運動の組み合わせ
女性はホルモンの関係でもともと皮下脂肪がつきやすい体質とされています。筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、お腹の皮下脂肪をより効率的に減らすことができます。
筋トレによって筋肉量が増え、基礎代謝が上がると、有酸素運動中のカロリー消費も増えます。また、筋トレ後に有酸素運動を行うと、筋肉の燃焼が促進されるため、より効果的です。
このようなトレーニングを続けることで、基礎代謝の向上と直接的な脂肪燃焼の両方を促進し、お腹の皮下脂肪を効率的に落とすことが期待できます。また、運動に慣れてきたら、運動の強度や持続時間を徐々に増やしていくことが重要です。
お腹の皮下脂肪を落とすためのライフスタイルの工夫
お腹の皮下脂肪を落とすためには、日々のライフスタイルにおける小さな工夫が大切です。普段から姿勢を正したり、食事の摂取順序や睡眠の質、そして簡単な運動習慣が、効果的なダイエットに重要な役割を果たします。
①姿勢を正す
姿勢が悪かったり、猫背だったりしたら、骨盤を矯正すると改善できる可能性もあります。骨盤が歪んでいると脂肪がたまりやすくなりますから。骨盤の矯正は自分で行うのは難しいと思うので、お近くの整骨院に相談してみるのがいいと思いますよ。
②睡眠とお腹の脂肪の関係
睡眠不足はホルモンバランスの乱れを引き起こし、食欲を増加させる原因となります。
睡眠中には、食欲を抑制するホルモン(レプチン)が分泌されます。無駄な食欲による過剰なカロリー摂取を防ぐために、適切な睡眠時間と質を確保しましょう。
» 厚生労働省(外部サイト)
十分な睡眠を確保することで、体内の代謝を正常に保ち、脂肪の蓄積を防ぐことができます。睡眠は、ダイエットにおいても非常に重要な要素です。
③寝る前5分のストレッチで女性ホルモンを活性化
寝る前の軽いストレッチは、女性ホルモンのバランスを整えるのに効果的です。ストレッチは血行を促進し、リラックス効果もあり、より良い睡眠につながります。日常にストレッチを取り入れることで、代謝の向上とともにダイエット効果を期待できます。
④マッサージをしてセルライトの形成を抑えよう
皮下脂肪は長時間蓄積されると、表面がボコボコした、脂肪の塊であるセルライトに変化します。
セルライトの予防にはマッサージが効果的です。気になる部分を揉み解すことで、リンパの流れを良くし、老廃物が排出され、セルライトの形成を抑えることができます。
マッサージはあくまでも「皮下脂肪の燃焼を助ける」方法であり、マッサージで脂肪を燃焼できるわけではありません。そこを勘違いしないよう気をつけてください。
美容医療でお腹の皮下脂肪を効果的に減らす
美容医療は、お腹の皮下脂肪を効果的に減らすための選択肢の一つです。痩身治療や自宅でできるEMSトレーニング、市販薬の使用など、様々な方法が提供されています。
自宅でできるEMSトレーニング
お腹の脂肪を減らす方法には、EMSや加圧トレーニング、エクササイズマシンなどの機器を使って筋肉を強化する方法があります。
EMSなどの機器は医療現場やアスリートにも使われていますが、これらは筋肉をつけるためではなく、トレーニングの効果を高める補助的なものとして使用されることが多いです。
製品によって出力や周波数が異なるため、市販されているものの効果を一般の人が判断するのは難しいかもしれません。
市販薬でお腹の脂肪の分解・燃焼を促す
内臓脂肪を減らすための代表的な漢方薬として「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」があります。この漢方薬は、防風、麻黄、大黄など18種類の生薬を組み合わせたもので、特に便秘気味の体質の人に適しています。
防風通聖散は、生薬の発汗や利尿作用を利用して排泄を促し、便秘を改善し肥満を解消するために古くから使われています。
医療現場でも使用されることがあります。ただし、漢方薬は医薬品であるため、市販品を購入する際は、自分の体質に合っているかどうかを医師や薬剤師に相談してから利用を考えることが重要です。
お腹の脂肪を落としたいなら、まずは医師に相談を
お腹の脂肪を落としたい場合、まずはお腹の脂肪が皮下脂肪か内臓脂肪かを判断し、それに基づいて治療計画を考えることが重要です。
お腹の脂肪が皮下脂肪の場合、通常のダイエット方法だけでは落としにくいため、自力で解決しようとせず、美容医療の支援を受けることも考慮すべきです。
美容医療のクリニックは、痩身だけでなく、二重まぶたの手術やしわの治療など様々な治療を行っています。医師によって専門分野が異なるため、クリニックのウェブサイトで症例写真を確認し、痩身治療を得意とするクリニックを探すことをお勧めします。
痩身を専門とする医師であれば、食生活の改善や運動などセルフケアで改善可能な部分と、美容医療の支援が有効な部分について、カウンセリングを通じてアドバイスを提供してくれます。
施術をすぐに決定する必要はなく、気軽に相談する姿勢でクリニックを訪れることが良いでしょう。
湘南美容皮フ科内科クリニック 六本木院 院長 御園生 佳奈子 先生
湘南美容クリニック唯一の痩身エキスパートドクター。愛媛大学医学部医学科卒業後、愛媛県立中央病院の勤務を経て、湘南美容クリニックに入社。丁寧なカウンセリングに定評があり、自ら治療を体験し、体験談をまじえることで患者さんの悩みや不安、疑問を払拭することを心がけている。2021年にメディカルサイズダウンなどの医療ダイエット・医療痩身に特化した湘南美容皮フ科内科クリニック六本木院の院長に就任。
2017年ミス・ユニバース・ジャパン準グランプリ。
日本美容外科学会(JSAS)、日本美容皮膚科学会、日本抗加齢医学会所属。
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お腹の皮下脂肪を効果的に落とすためには、ライフスタイルの工夫、適切な運動、そして美容医療を利用することが有効です。これらの方法を適切に組み合わせることで、より効率的なダイエット効果を得ることができます。重要なのは、自分の体質やライフスタイルに合った方法を見つけ、持続可能な健康的なダイエットを目指すことです。
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